ニッポニア旅行譚

2016年5月より、自転車で旅をしている人のブログです。

2016年5月、愛知県より日本一周中です(迫真)

沖縄より外地遠征中の16年組日本一周チャリダーのブログです。

インドネシア、カリマンタンへ突入!

331日目。いよいよマレーシアからインドネシアへ。


サラワク州からカリマンタンへ、二度目の陸路での国境越えでございます。
この前のブルネイは川が国境だったので橋を渡るだけ、とても簡単だったのですが…

今回の国境は山(^ω^)


陸路だからって必ずしも楽な訳じゃないのね('Д')

朝、雨は止んでいたものの物凄く微妙な天気。
しかし昨日の内に結構標高を上げたのか、案外フラットだったのでとっととずらかる事に。

そして国境沿いにある村、テベド?へ到着。
建物はあるけど閑散とした雰囲気。デカい東屋もあったしこの村で野宿するのも悪くなかったな。

んでまぁ、ゲートをくぐってぇ…

マレーシア出国ゲート!!

そして、インドネシアに到着しました(*‘∀‘)
紅白のシンプルなインドネシアフラッグだ、カッコいいぜ(*´Д`)


そういえばインドネシアの入国というと
何かとイチャモンつけてワイロを要求するとかイヤーな噂が絶えない場所でありますが…

ここの国境は至って平和でした。

てかとてもフレンドリーだった!
実は利用者の半分くらいは国境警備の人達と顔見知りの地元民なのだそう(*'▽')


国境のお堅いイメージは皆無、てか勤務中にみんなでコーヒー飲みながら一服してたし
とってもローカルな雰囲気…インドネシアの第一印象は良かった。


てかアレだ。この前の陸路や海路の時もそうだし、空路の時以外は基本的に皆フレンドリーだった。
これはただ単に空港職員が不愛想過ぎるだけだなウン。
なんなんだあの空港職員の愛想の無さは('Д')


話は戻って、穏やかな雰囲気の中入国審査と荷物検査を経て…

無事にインドネシア入国!
職員たちとワイワイしてる間にすっかり良い天気になっちまった。


そしてここの国境を越えるとタイムゾーンが変わる。更にマイナス一時間!
今日は25時間あるんやで(^ω^)


インドネシア側に入ると時間だけでなく一気に雰囲気も変わった。
人口密度が濃い。国境付近だけだったがこうも変わるものか。


とにかく食堂とか商店とかが増えた!嬉しいなぁ。


まぁ…国が変わったとは言え、まださっきと同じボルネオ島。


インドネシアではカリマンタンと言うそうだが村を抜ければ相変わらずだった(;^ω^)


若干路面の悪い所が目立つ様になったくらいです。

いやまぁこれでも大分マシになった方なんだろうなぁ…
と脇の工事跡を見ながら思い、30キロ程


本日の目的地に到着。

今日は宿へチェックイン。宿と言っても安宿ですが。
てかこんなローカルに宿があるだけでも驚きです( ゚Д゚)


インドネシアでは安宿の事をロスメンといい、1泊500円弱が相場。
安いのには、安いなりの理由がありますが…

クチンより、インドネシアへ向けて。

どうもこんにちは(*´Д`)
またしばらくほったらかしてしまいましたが
自分のブログでタイムラグが一ヵ月以上は通常運転。


もう言い訳はせずにしれっと再開します。ゴメンナサイ。


330日目。

この日はマレーシアとインドネシアの国境の町、クチンより。

クチンとは現地語で「猫の町」という意味らしく、そこら中に猫の置物があります。

こちらマレーシアではお馴染み中華街。

勿論そこの通りにも猫。

まぁ…しかし本物の猫には結局会えず仕舞い( ゚Д゚)
クチン到着前は、もっとこう…ニャンニャンしてるイメージが強かっただけに、非常にショックである。


実はマレーシアからインドネシアを目指す場合クチンに寄ると200キロ程遠回りになるのですが、お目当ては自転車屋さん。


クチンは恐らくボルネオ島で一番大きな街なので、情報通りしっかりとしたGiantショップがありました。
スペアのチューブ、チェーン、パッド、オイルにルブ、しっかり補給!


店員さんに、この後はインドネシアに行くんだ!と言ったら一言、


山だし道が最悪、クレイジーだと。(実際その通りでした(^q^))


日本では誉め言葉だぜと思いつつお店を後に。インドネシアを目指します('Д')

クチン市街を抜けたら、ハイウエイの様な快走路。
この道を通るのは二回目…
しかし登りと下りで違う景色が広がってる場合って案外多いんですよね。

ネシアに繋がる道は、スリアンという村から伸びています。

スリアンの三叉路に到着!
今日は恐らく峠の途中で一泊する事になると思うので、スリアンでしっかり買い出しを。

やっぱり買い出しを済ませておいて正解だった。
国境ギリギリまでお店はおろか民家も皆無。

しかし後半は曇りで良かった。
峠の日にお日様なんて出てたらやってらんないよ。
冗談抜きで一歩間違えたら熱中症待ったなし。


この後マレーシア側に一か所トンデモ勾配の坂があり、この日はそこに全て持ってかれました('Д')
結局予想通りインドネシア入国は出来ず。

その先に丁度東屋があったので、この日は終了。

そしてタイミング良くスコールが降る…自炊なんぞ一時中断、いざシャワータイム!

スコールと言うより、夜まで雷雨が続いたものの…
いやぁこの日は良く眠れた…

マレーシア再び。

こんにちは!今日はブルネイの首都BSBを後にし、再びマレーシアを目指します。


実はブルネイ、とても小さな国。
マレーシアに囲まれる様な地形をしているので、
またすぐにマレーシアに入国する事になります。


前回居たコタキナバルがサバ州で、次に入るのがサラワク州。
州が変わるだけなので新鮮味には欠けますが、通らない訳にはいかないので
もう一度マレーシアへ!


ブルネイの道のり

それでは、結局3日も滞在していたBSBを後にします。
いやぁ…あんまりにも居心地よくて…チャリダーにとっては毒ですわ(*´Д`)

相変わらず落ち着いてんなー…

ブルネイの道は物凄く走り易いです。
もう台湾の環島一号クラス(*´`)


首都周辺の道路脇には豪邸が立ち並びます。

そして、ここはブルネイの王様が住んでいるらしい所。
王宮ってやつなのかな?当然入れません。


しかし年に一回、お祭りの時だけは一般開放されて旅行者も入れるのだとか。

首都圏から離れました。

そして昼過ぎ、Tutongという町に到着。
昼飯を食おうと食堂を探したのですが…

この静寂…遅かったというのか…


町なのに人っ子一人居ませんでした。
どこに居るのかと言うと、昼過ぎはお祈りの時間…みんなモスクに集まっていました。
モスクの駐車場はパンパン、道路にまで車とバイクが溢れていました。


食堂も恐らく一旦閉店。
ブルネイでランチタイムを外すと、炎天下の中自炊をする事になります(^q^)

Tutongより下道から乗り換え、高速道路に乗りました。
BSB周辺は乗れるか微妙ですが、ここからなら自転車でも普通に乗れました( ゚Д゚)

うわーい!走り易ーい!

そしてこの日は遅めなお昼ご飯。既に3時前です('Д')
結局自炊はせずにちんたら走っていました。

その後もしばらく高速を走り、よい感じの廃墟を見つけたので一泊。


ちなみに、雨季のボルネオ島でキャンプをする場合
夜は必ず雨が降るので軒下が前提。

川沿いには東屋は多いが、絶対ダメ。


翌日

フライシートはあるのですが、もう最近使ってないです。
テントと言うより、蚊帳ですね。


朝飯を適当に済まし、出発。朝飯と言っても食パンだけだけど…

このふにゃふにゃのアラビア語だけは読めん…!

中国語、英語の看板なら雰囲気で分かるのですがこれはマジで。


欧米人などから見たら漢字とかひらがなもこういう扱いなのだろうか?

もうすぐ国境。
高速が終わり、下道に変わります。しかしそれでも走り易い。
ブルネイは坂という坂が無くて本当に走り易かったな。


人も優しくて、追い越す車からは水の差し入れを大量に貰います。
差し入れで自転車が重くなるあの感覚。日本以外で味わえようとは感激だ…


国境に到着。凄い車の列です。

そしてブルネイを出国しました。

次はマレーシア、サラワク州への入境。

ここも問題なく終わり、再びマレーシアに入国しました!

なるほど、川が国境になってたんだな。
国境越えと共に橋を渡ります。
結構な高さ、ボルネオのジャングルを見渡せた(^O^)

マレーシア入った途端に路側帯が一気に狭まる(´・ω・`)
走り辛いという訳では無いのですが…さっきとのギャップというか、うーんこの。

そして国境より30キロ程、ミリと言う街に到着。
後は、インドネシア目指してボルネオ島を南下するだけ…!