ニッポニア旅行譚

2016年5月より、自転車で旅をしている人のブログです。

2016年5月、愛知県より日本一周中です(迫真)

沖縄より外地遠征中の16年組日本一周チャリダーのブログです。

富の国

こんにちは!この日はブルネイの首都、バンダル スリ ブガワン(BSB)へ。


石油で潤った豊かな経済や厳格なイスラム国家として有名なこの国
人も優しく町も綺麗で、素晴らしい滞在となりました(*´Д`)


首都BSBへ

ブルネイで迎えた最初の朝。

昨晩の土砂降りが嘘のように晴れました。

朝はモスクから歌?が流れています。
村中に響き渡ってます。

こちらはブルネイの市場。
物価が高いというイメージがあったのですが、全然そんな事はありませんでした。


ジャガイモと玉ねぎを三個づつ購入したのですが、これで1ブルネイドル。約80円です。
高い以前に、日本人感覚だと普通に安いじゃないか…('Д')
少なくともマレーシアのデパートよりは安い。

ブルネイ名物?水上集落です。

未だに沢山の人が住んでいるそう。

モスク風?の橋。東南アジアでここまで立派な橋が見れるとは…!

そして朝、20キロ程走って首都BSBに到着しました。
20キロ程度じゃ全然走った気がしませんが、今日はBSB観光と言う事でオフの日(*´Д`)


富の国の首都観光

BSBの街並み。

首都と言うのに、とても落ち着いた雰囲気。
道路を横断しようとすると、すぐに止まってくれます。優しい!


まずは、モスクへ行ってみました。

おおお…これは絶景ですなぁ…
純白がメインの建物に、黄金の装飾!
ドーム部分の金は本物の金らしいです。

色んな角度から見ても格好良いですねー|д゚)

正面の池越しに見るのがやはり一番映えますね…

無風の日はさぞ綺麗なんだろうな…

この日はそのまま首都のドミトリーに一泊。
800円とドミトリーにしてはちょっと高めな気もしますが、
首都ど真ん中、この清潔さなどを鑑みると充分安いかなと(´・ω・`)
エアコンやウォーターサーバーまで完備。ちょっと贅沢すぎんよ~


宿にチェックインした後は、BSB市街へフラフラと。

いろんな所からモスクが見れるようになってます!


ブルネイの夜

夜は宿で会った日本人の方と共に食事へ行きました。
お目当てはアンブヤットと言われるブルネイの郷土料理。

アンブヤットを食べようと言われるまでアンブヤットの存在自体知らなかったのですが
実際美味しかったです。かなり食べ応えがあります(;^ω^)

お箸の様な串で片栗粉?か何かで出来た生地を絡めとり
薬味につけたり具と一緒に食べたり…二日連続では食べたくありませんが
たまーに恋しくなる様な料理でした(*‘∀‘)


そして外に出ると既に真っ暗。

今朝行ったモスクもライトアップされて綺麗でした。

キレーに映ってます…!


そしてこの後折角旅人同士出会えたならば、この後2,3軒周ろうと思ったのですが…しかし
なんと、9時頃にはもうどこもかしこも閉店!


首都だろ?!なんか、もちょっと…ええ(;^ω^)
そう、ブルネイではお酒などが全く売っていない為、飲み屋はおろか食堂も9時には閉まります!
よい子過ぎる…!


ブルネイの夜は、予想以上に早かった…!

ブルネイ入国、はじめての海路入境!

どうも、こんにちは( ゚Д゚)


あの後実際には一か月KKに居た訳で、キナバル山やら温泉やら
観光はしていましたが…


それはツーリングとはあんまり関係無いのでカットしますセンセンシャル!|д゚)


という訳で一か月のKK滞在を終え次なる国、ブルネイへ向かいます。


国際フェリーで国境越え

KKからブルネイへは船で移動します。


一応陸路も解放されているので行こうと思えば行けますが


あの辺は州境や国境が複雑に入り組み、
ブルネイへ行くまでに8回も入境審査をする事になる様で…


色々と面倒なので旅行者にとっては海路が一般的です。
それに、海路での国境越えって何かワクワクするじゃありませんか!


サンボアンガ‐サンダカンの奴は結局乗れませんでしたしね('Д')

という訳で、ブルネイへの船が出ているジェッセルトンポイントに来ました。

チケットを買って…(ちょっとブレました汗)

搭乗口へ向います。

げ…大型ボートじゃないか…!
海水が掛からないように係員にお願いしないと大変な事になる( ゚Д゚)


そして冷房ガンガンの船に揺られる事三時間程。

まずはラブアン島と言う場所に到着です。一応まだマレーシア領。

日本語の看板を発見。これは分かりやすい。

ここから船を乗り継ぎ、ブルネイへ入国します。
なのでここで船に乗る時は荷物検査、パスポートチェックが入った。

ブルネイへ近づくと船が多くなった様な気がする?…


豊富な石油資源で潤った経済などが有名な国なのでやっぱりそっち系か?

入国審査を終え、ブルネイに入国しました!


イミグレとは思えない程和やかな雰囲気でした。
チャリダーか!酒は持ってないだろうな?よし通れ!で終わり。
ブルネイは厳格なイスラム国家としても有名、お酒は御法度なんだとか。

ブルネイフラッグです。記念撮影は忘れずに…


それにしても初日から怪しい天気。
後で分かった事なのですが、自分が居た3月、4月上旬、ボルネオ島はギリギリ雨季との事。


案の定降り始めたので、今日中に首都のバンダルスリブガワンへ行く事は諦め

近くの廃墟に避難しました。

運良く廃墟を見つけられたので、無事に朝を迎える事が出来ました…

三ヵ国目マレーシア、いきなりコタキナバルに長期滞在…

どうも、こんにちは!


ガワです('Д')

今回はマレーシアに入国した時の内容です。


フィリピンの群島を走り抜け、次なる島はマレーシアのボルネオ島。
徐々にリアルタイムに近付きつつあるので、一気にご紹介します(^ω^)

・マレーシア、ボルネオ島に上陸。環境の変化に…

空港にて迎えたマレーシア最初の朝。


早速自転車を組み立て、コタキナバルを目指して走行開始です。

道路に出た瞬間感動したのを覚えています。
道が綺麗、ゴミも異臭も怪しい場所も無く、おまけに車の運転マナーがとてもよいです。


別に普通なのかも知れませんが、フィリピンとのギャップにそう感じずにはいられません('Д')

更に自転車道もありました!!

ボルネオ島の都市部にはスポーツバイク文化がある程度浸透しているようです。


マレーシアにいわゆるママチャリは一切存在せず
自転車=スポーツらしいです。


実際コタキナバル市街でママチャリを見た事は一度もありません。
なのでスポーツバイク屋も多く、もしもの時も安心ですね。


・ボルネオ観光の起点、コタキナバル(KK)

空港からコタキナバル中心街へは10キロ弱。

ゆっくり走っても朝の内に到着しました(;^ω^)
まだ昼前と言うのに日が高い…日差しも強い。

KK市街はロータリーだらけ。
真ん中にあるオブジェがそれぞれ違うのでちょっと面白いです。
他にはハイビスカスやラフレシアもあったと思います(^^

海沿いの広場。

昼間は暑くて人は居ませんが、夕方になるとある程度涼しくなり夕日も見られるので賑やかになります。

何度も見たコタキナバルの夕日。

KK滞在中は一日の終わりにここで夕日を見るのが日課でした(*´Д`)

こちらは滞在していた宿があったガヤストリート。
マレーシアには華人が多く、その影響で中華街や中華料理などをよく見かけます。

日曜日、ガヤストリートでは市場が開かれます。
とても賑やかで二度寝が出来なくなります(´・ω・`)

見慣れないフルーツを発見。
手前の赤いのはドラゴンフルーツとか言いましたっけ?…
その他は全く分かりません|д゚)

まだヒナなので食用では無いと思うのですが

扱いが雑…すし詰め状態です。
お尻が柵に食い込むレベルのヒナはまだ可愛いで済みますが
下の方のヒナに至っては完全に押し潰されてるし(;^ω^)

大通りはこんな感じです。


大型ショッピングモールがズラリと並びます。
KKにはショッピングモールが異常に多いです。

無計画に建て過ぎて現在問題になっているらしいです…


・コタキナバル長期滞在

早速ボルネオ島もガンガン進みたい所ですが、この時は数日前に強盗に遭ったばかり。


被害額は10万にも達していないので何とか旅を続ける事は可能ですが
キャッシュカードの情報を犯人に控えられた以上、今のカードを使い続けるのは無謀です。


なので現在のカードは破棄、替えのカードが届くまでKKで滞在する事になりました。


日本からKKまでだと、クアラルンプールを経由して
2~4週間の間には確実に届くそうです。


とりあえず手持ちの現金で一か月位なら過ごせそうです。
マレーシアの物価は安くて助かる。


今回は色々運が良かったです。不幸中の幸いとでも言うのでしょうか。


ちなみに…
一か月過ごせるお金があるなら、一か月後の目的地に送って貰えばいいんじゃないか?
とも一瞬考えたのですが


ボルネオ島は田舎へ行くと住所が存在せず、村の名前しかないそうです。
まず郵便局が無く、結局KKに戻る事になるという。


大きな町に郵便局はあるっぽいですが、そこまで行くと本当にいつになるか分からないそうです。


ボルネオ島に協力隊として滞在されている方が教えて下さった情報なのですが
その方も日本からの荷物を受け取る時、結局滞在地に届かずKKに来る事になったそうです( ゚Д゚)


KK滞在を余儀なくされたのだった…


・長期滞在でも快適

結局一か月もの滞在となったKK。
意外にも過ごし易かったので充実した滞在になりました。


ボルネオ観光の起点であるKKは、世界中から旅行者が集まっていてとても賑やか。

しかし周囲には充実設備の公園や自転車道があり
気軽に体を動かすことが出来るので長期滞在でも鈍る事はありませんでした。

天気の良い日はブルーモスクまで散歩です。

マレーシアの国教はイスラム教。
さすがにモスクは立派でした。

正面からのアングルも素敵です(*´Д`)


郊外へ出かければ初めて見る生き物を沢山発見しました。

ちょっと見難いですが、幹の真ん中あたりにイグアナみたいなトカゲ?を公園にて発見。
結構な数がウロウロしてるのですが、いざ写真を撮ろうとすると中々撮らせてくれません。

今度はシロアリの巣…らしいです。
これが標準サイズで、壊すと大変な事になるそう。

これはちょっと弱っていたのですが、ミズオオトカゲの子供?
1メートル以上はあります。成長すると2メートルにもなるのだとか。

そして、一番興奮したのがアトラスオオカブト。いきなり天井から落下してきました。
小角のオスらしく、ちょっと残念だったのですが、それでも迫力満点。


テイクアウトしたい気持ちを抑え、リリースしたのでした。


こちらはマレーシアの朝の定番…らしい、ラクサと言う麺。

朝から結構スパイシーです。


こちらは…宿の癒し、マドンナ的存在。猫。


こんな感じで、一か月間まったりコタキナバルに滞在していました…