ニッポニア旅行譚

2016年5月より、自転車で旅をしている人のブログです。

2016年5月、愛知県より日本一周中です(迫真)

沖縄より外地遠征中の16年組日本一周チャリダーのブログです。

世界最大の仏教遺跡、ムラピ山麓の樹海の中にて

337日目。今日はボロブドゥール遺跡観光。滞在中の村から遺跡までは10キロくらいしかないので、実質オフの日だ。
まぁたまにはこういう日もあっていいんでない?まぁそれにボロブドゥールでやりたい事もあるしね(^ω^)

有名な観光地だし混雑するだろうと予想。オマケに今日は日曜日。
人でごった返してる中観光なんて御免なので珍しく早朝に出発。


早朝に出よう。と決めた日は朝ウンもすぐに出てくれるんだよな。
便利な体だ…

そして朝の静かな村を抜けあっという間に遺跡への道に到着しました。
いやー…既にバスが何台か追い抜いてる。遅かったか…さすがは世界遺産だ。

遺跡への道は国道から外れるので、ダートも覚悟していたのですが杞憂に終わる。
さすがは世界遺産。

ムラピ山って言うんでしたっけ。とても綺麗です。
田んぼと山を横目にいざ遺跡へ!

ボロブドゥールではありませんが他の遺跡もついでに見学。

遂に到着しました。ボロブドゥール!
入場料は確か2000円以上、世界遺産価格ですねぇ~(´_ゝ`)


そしてチケット購入時。
遺跡に入る時のルールとして、足を露出させてはいけないそうで…
自分は常に短パンなので入場時にサロンを借りました。
そしてこの時はバリカンで頭をさっぱりさせた直後、なんか凄いそれっぽい見た目になってしまい、学生とかに質問されたり、観光客に一緒に写真を撮ってとお願いされたり…罪悪感はあるがちょっと照れる(*´Д`)

こちらは空撮写真…ではなく模型(*´Д`)


この巨大な遺跡、全部で三つの層に分かれているそう。
一番下の基壇、レリーフの部分の回廊、そして頂上の円壇。


一階からぐるぐる回りながら頂上に行ったのですが、かなり時間が掛かりました(;^ω^)
巨大さを改めて実感。

ていうか、公園に入った時点で既に存在感バリバリ。デカい。

そして基壇に到着。目の前に来るとやっぱ迫力ありますねぇ!

それでは回廊に突入!既に凄い人で、結構動きづらいです('Д')

人気はてっぺんの円壇部分に集中しているので、回廊は比較的穏やか。
階段と頂上はヤバいです。

回廊に描かれている全長五キロの精巧なレリーフ。
ブッタ誕生予言とか、ブッタの一生とかが描かれてるみたい。

回廊の上層部、良い眺めですねー(゜-゜)
正に樹海の中にひっそりと佇む巨大仏教遺跡です。


今や全然ヒッソリして無いですけど。当時の姿も見てみたいモンだな(*‘∀‘)

そして…

頂上、円壇に到着です。

迫力ある。ホントにストゥーパの造形好き。

このストゥーパの中には仏様。
半壊状態の物が殆どでしたがちゃんと入ってました。

当時はただの石積みだったとか。
ただの石積みでこんな立派に建つのか。
今はもう補修されてるしただの石積みって事は無いだろうけど…いやぁ凄いなぁ。

後は円壇部をフラフラして、公園を出ました。
既に時間はお昼過ぎ、お客さんはピークの状態だろうか…物凄い人だ。
降りるのも一苦労でした。


そしてこの日はもう移動せずにボロブドゥール周辺で宿泊。
明日の朝は早いので今日はいつもより早めに寝ます…

ジャワの空気

336日目。昼前ジャワ島に上陸し、まずはジョグジャカルタを目指して走行。

この日は甲板の上で起床。朝日に叩き起こされました。
眩しいぜ|д゚)
一日のはじまり、よいスタート!

配られた朝ご飯を食べてボーっとしている内に、船はいつの間にかジャワ島に到着してました。
予定時刻より遅れているけど、インドネシアでは普通らしい?


無事に着けば誰も文句言わないんだってさ( ゚Д゚)

ともあれ次なる島、ジャワ島に上陸しました!

着いたのはスマランと言う大きな港町。
ジャワ島五大都市に入るのだとか。

一気に雰囲気変わったなぁー…
ジャワ島は言わずもがなインドネシアで一番高い人口密度を誇る島。

人が増えて補給とかに困らなくなるのは嬉しいのですが、
やはり自分は補給地点無いけど落ち着いた田舎道があって行き先が同じ場合そっちに行っちゃいますね多分。

スマランからはまず南下し、ジョグジャカルタへ。
ジャワ島を一旦縦断して、その後東へ半横断してバリ島を目指すというルートです。


スマラン市街から、いきなり山越え。
那覇市みたいな感じで市内にもダイナミックな坂が沢山ありました( ゚Д゚)

街を抜けたら、本格的に山登り。

峠を登り切った辺り、奴がやって来ました。

チャリダーの敵!!!


とりあえずコンビニに避難出来たものの、びしょびしょ!
ここでまだお昼ご飯食べてない事に気付き、カップ麺を購入
…ああ、スコールで濡れた後のカップ麺って…最高やな!

やはりスコール時のコンビニと言うのは雨宿り客で賑わう様で…

2時間位で雨は上がりました。下り坂なので楽々。

下り坂の途中、良い感じの村に宿があったので本日はここで終了。

今日の晩御飯。ソト何とかって言ったような?
ボリュームには欠けるもののの、美味い。


ここ2日間はカップ麺と質素な船内食しか食べてなかったので、久しぶりに胃が喜んだ…


そして明日はインドネシアで初めての観光らしい観光。
世界遺産のボロブドゥール。世界最大の仏教遺跡だ!
遠足前日のテンションで寝不足不可避だったとさ…

カリマンタンからジャワ島へ。インドネシアの船旅

335日目。赤道の町ポンティアナックより、ジャワ島行きフェリーに乗船。

ポンティアナックは大きな港町、いくつも港がありました。

スマラン行きなどの大型船が出ているターミナルはコチラ。

チケットは向かいの建物で購入するようで。
別に一緒の建物でいいじゃん(*‘∀‘)


ボルネオ島とジャワ島ってお隣だけど何気に遠く、直線で700キロ以上あるっぽいです。一泊二日、45時間くらいの船旅ですね。


高そうだなーと思いつつチケットを購入するも、3500円程。
鹿児島‐沖縄のフェリーを体験している身なので、距離的にも相当安く感じます。

更に、お食事券付きだ…素晴らしい。

やはり海外の船はちょっとチェックインが面倒。
切符を見せるだけでなく、荷物検査入りました。後色々質問…

そんなこんなでいよいよ乗船。
長かったボルネオ島ともこれでお別れ。


コタキナバルのカード待ち沈没も合わせると、2ヶ月弱の滞在。
では、さらば…!

ジャワ海に出ると、一気に晴れ上がりました。

甲板に出ると、気持ち良い潮風が肌をなでます。


そして恒例の散策タイム。


ざっと周ってみた感じ、至って普通のフェリー。しかし、汚いしくさい。


室内はゴキブリ天国で、顔の横とか隣の座席とかを引っ切り無しにカサカサ。
床は見ない方が良い。


レストランはあったけど機能してない。
売店にはカップ麺とお菓子ドリンクがあったのでまぁ安心です。


トイレは何故か船の丁度真ん中にある上、換気設備が無い…
周辺の廊下まで悪臭が充満していた…中はお察し。


他に変った所というと船内にモスクがある事位でしょうか。
そういえばフィリピン船にも教会がありましたね。懐かしい。


室内はG天な上エアコンガンガンなので、用が無い時以外は常に甲板に居ました。

甲板で寝て起きて食ってました( ゚Д゚)


そして…娯楽の無い船の上では唯一のお楽しみの、晩御飯!
どんな料理かなとワクワクしながらお食事券を握りしめて列に並びます。

まぁ…予想はしていたが、最低限だ。調理雑だし。


これが後45時間かぁ…長いなぁ(*´Д`)
まぁ安いから文句は無いよ…!

夜。船で寝る事ならマルエー船で経験済みですが、甲板で寝たのは初めてだった。
夜の潮風が気持ち良い。若干肌寒いくらいで、赤道直下に居る事を忘れてしまう様な快適さ。マルエー船でも甲板で寝れば良かったかな(笑)

さあ、ジャワ島まであと30時間…!