ニッポニア旅行譚

2016年5月より、自転車で旅をしている人のブログです。

2016年5月、愛知県より日本一周中です(迫真)

沖縄より外地遠征中の16年組日本一周チャリダーのブログです。

サトウキビの島。120時間船待った挙句、悪路と雨にリンチにされた話

どうもこんにちは!


ガワです(´_ゝ`)


ボラカイ島でのリゾートライフを終えて
パナイ島も走破したので、次はネグロス島へ。


毎回船乗る度に思うのですが
何故か地元民ってニワトリを鞄に押し込んで持ち込むんですよね。
皆1羽だけなので、商売用では無いと思うのですが…
ちょっとの間とは言え可哀想に(;^ω^)


まぁ、だから当然客室内の至る所でコケコッコー!が聞こえます。
ちょっとニヤニヤしてしまいます…
結局何故ニワトリを持ち込むのか、その謎が解決する事は無かった…


5島目、ネグロス島へ上陸

パナイ島イロイロからネグロス島バコロドへ、大型ボートで2,3時間程
バコロド到着です。


滅茶苦茶積んでるのに脇目も振らずにぶっ飛ばすから
船はアトラクションの様に揺れ客室に容赦無く海水が侵入。


エコノミークラスは身動きが取れない位の超満員なので窓際の人は最早為す術無し( ゚Д゚)

自転車も無事では無い。
海水でベタベタ、パンクのオマケ付き。

ネグロス島上陸してから最初に行ったのはすぐ近くの7-11の駐車場で
ねちょねちょの自転車に触れながらのパンク修理だった…


大きめの町が多い一方…

ネグロス島の町は、他の島より規模が大きく感じました。
セブ島の隣と言う事もあるのか、人口も多い様な気がしました('Д')

町もこんな感じでとても栄えています。

しかしその一方で、落差がとても激しいとも聞きました。
まぁ、確かに所々う~んって感じの場所もあったり…

町の中央広場的な場所。
人々の憩いの場所のハズが、閑散としてます。
て言うか、ちょっと荒れてるね?

この日は多少贅沢でも、ホテルにチェックイン。
一泊3000円ですってよ(゚q゚)
恐らく自分が泊まった中で最高級のホテルでした。
清潔感ヤバいね(^q^)
冷蔵庫とか付いてるよスゲー…


サトウキビの島?ネグロス平野部ツーリング

後日、早速バコロドを出発。

大きな町とは言え、ここでも一歩出たらこんな感じ。

しかしパナイ島やミンドロ島と違い、
ネグロス島には田園風景では無く一面サトウキビ畑が広がっていました。

後でネットを見たら、サトウキビの島として有名な様でした。
サトウキビ畑の中を突っ走るのも気持ちいですね~(*‘∀‘)

しかし収穫の時期は分かりませんが
道路沿いのキビ畑は収穫が終わった所が多かったです。

ただの荒地じゃないか…( ゚Д゚)

ネグロス島は途中の町も結構大きいです。

ついでにお昼ご飯。
見かけによらず、とても酸っぱい!決して不味くは無いのですが。

その後もキビ畑や収穫後の寂しい畑を眺めながら進みます。

途中の村にあったオブジェ。
久々に記念撮影です(*´Д`)

その後も変わらぬ景色の中進む事40キロ程。

ネグロス島の目的地、カディスに到着しました。

後は町外れにある港からバンタヤン島へ行くだけだったのですが…


フィリピンの船旅は計画的に

やたらと長い埠頭?を進んで…

カディス港に到着しました。長い埠頭で隔離された無人島のような場所。
出港の一時間前の到着なので人がちらほら居るのですが…
皆さん何か残念そうな顔で次々と帰って行ってしまいます。


何か?と思って聞いてみると


「今日は波が高くて船が出せないんだ。明日また来てくれ!」


との事。
まぁ、海外ならこんな事も普通にあるだろと思い
待合室に泊まらせてと言ったらあっさりOKが出たので
この日はそのままカディス港に泊まる事に。

…良い寝床だ。
この日は1日無人島でのんびり過ごす事に。


~~翌日~~

カディス港にて起床。
昨日帰れなかったバンタヤン島の住民と共に朝を迎えた。
しかし彼らの様子がどこかおかしい。何だろうと思った矢先。


「ビックウェーブだ!また明日来てくれ!」


…ま、まぁ?2日くらい潰れても大丈夫な様に予定は組んでるし?
流石に明日は出るだろ。


~~3日後~~

ぶつけ所の無いイライラをねじ伏せ、カディス港を泣きながら後にするのだった!!


そう、5日待ったのに出なかったのだ(TДT)
あのベンチしかない無人島に5日間缶詰状態。


カディスの町は一応近いのですが、気軽に行ける所では無く( ゚Д゚)


流石に精神的にも参ってきたので、バンタヤン島は諦めて
セブ島へ直行する事になりました。

あぁ^~久し振りに気持ちいぜ~。
やっぱ田舎道は最高だな!缶詰状態から解放された事もあり

気持ちよさも増し増し。



途中の村。
バンカーボートが並びます。

そしてこれは川沿いにあった水上集落。
マングローブとバンカーボートと子供たちです(*‘∀‘)

しかし、案の定雨が降ってしまい…


ネグロス島北東部、悪路を往く

カディス港を出る時に港の人に忠告された。

東側は坂道だらけで道が悪いから気を付けな!


悪いなんてもんじゃあないな。
あれなら、未舗装路を走っていた方がマシだぜ。


端っこの方はセメントの部分が完全に消失して
ゴツゴツの石がむき出し。
道の中央の方は穴ぼこ。


オマケにこの大雨、フィリピンの田舎に排水機能なんてないから
道路の端は川と化す。


中央は穴ぼこに溜まった雨で自転車用落とし穴の完成。
自転車絶対殺すマンかよ( ;∀;)


とてもじゃないが走れる訳無いので
押しながら丸1日かけてサンカルロスを目指しました。


ちょっと写真撮ってる余裕は無かったです…

サンカルロスに近づいた途端に綺麗になりました。
雨なんてどうでも良いくらい嬉しかったです(*´Д`)

そしてサンカルロスに到着しました。

流れる様に港へ直行。


よかった。船はまだあるみたいだ。
流石はセブ島行きの船…

短距離ですが主要航路と言う事で船も大型。
海水に濡れる心配はなさそうです。


全身泥まみれ、笑われながら乗船しました…

ビサヤ諸島の楽園、ボラカイ島でのリゾートライフ!

どうも、こんにちは!


ガワです(*´Д`)


今回はネグロス島の前に少し戻って、ボラカイ島へ行った時の内容です。


ボラカイ島はフィリピンでも屈指のリゾートアイランド。
自分も自転車は一旦降りて、リゾートライフをしっかり満喫してきました(^ω^)


リゾートアイランド、ボラカイへいざ!

ボラカイ島へは、パナイ島のカティクランよりバンカーボートで渡ります。
全長5キロ程の小さな島なので、空港は無く海路オンリー。
まぁ自分の場合、自転車があるので海路の方が嬉しいのですが…
海水に濡れない事を祈るだけです|д゚)


ちなみに自転車をバンカーボートで運ぶ場合、いくらかチップを要求されます。
荷物は天井に固定して、自転車は狭い船内へ強引に押し込みます(;^ω^)


青く透き通る空と海、白く輝く砂浜!

ボラカイ島へ到着して最初に向かったのが


全長4キロにも及ぶホワイトビーチ。

ここがそのボラカイ島のメインビーチです。

青く透き通る空と海、白く輝く砂浜…
なんて、最早使い回され過ぎてありきたりな表現だけども
やはり最初に思い浮かんだのはこの言葉でした|д゚)

しかしこの透明度、美しさは素晴らしい…!


今までフィリピンの情報誌とかに載ってるビーチとかの写真を見る度に
加工し過ぎじゃ?いくらなんでも青過ぎだろ…と思っていたのですが
そんな事はありませんでした。あれは無修正だったんですねすみませんm(__)m


驚くほどの美しさよ…


ちなみに、自分のブログに使用している写真も全て無修正ですので
実際もこの青さ、輝きです(*‘∀‘)

初日はカメラを片手にビーチを散歩していました。

穏やかな波にユラユラ揺れるバンカーボート。
絵になりますね…!

ヤシの木は砂浜からの反射を浴びてとても鮮やか。
ちなみに、サングラス無しだと
地面からの照り返しで目を開けれません|д゚)

疲れたら木陰でゆっくりするのも良いですね。


ボラカイ島を散策

後日。

本日も快晴です。
昨日はホワイトビーチ散策だけで終わってしまったので
この日は他のエリアにも足を延ばしてみました。

メインビーチの喧騒から離れたい方は
他のビーチへ行くのも良いかも知れません。

それでは、メインビーチより一旦離れます。

ボートステーション。
ボラカイ島の各ビーチや
ダイビングスポットなどへのボートが出ています。

メインビーチの喧騒から離れ
ひっそりとした雰囲気のビーチへやって参りました。

このプライベートビーチ感はたまりませんね('Д')

隣のエリアは近そうだったので、歩いて移動。

ちょっとゴツゴツした感じで、遊ぶビーチと言うより
今度はくつろぐビーチですね。目的が違う、大人向けですねぇ。

確かにこれはオトナ向けですね…間違いない。

ビーチ以外も寄ってみます。

リゾート街のショッピングエリアです(*‘∀‘)
土産、食堂、洋服屋、他にも色々並んでいます。
遊び疲れたらここら辺で一休みですね。

食堂を探していたら、豚の丸焼きを発見しました(^q^)
一応フィリピンでは伝統的な料理らしいです。


ボラカイ島でのリゾートライフ

ここまでだけだったら、ただカメラを持って
ビーチをフラフラしてるだけの様に思えますが…
実は結構楽しんでました(*‘∀‘)


朝起きたら、準備もそこそこにビーチへ出かけ…

喫茶店でモーニング。
ゆっくりした後は勿論海へ…

目の前に広がる青い空と海…

遊ばずにはいられません!

午前中はとりあえず遊びまくります!

遊び疲れたらそのままビーチ通りのお店でランチ!

午後はビーチでくつろぎます(´_ゝ`)

そして日が沈む頃、サンセットビーチでお洒落にディナー…
と洒落込みたかったのですが、残念ながらサンセットは
一度も見る事が出来ませんでした('Д')


この辺って、夕方辺りってマジで天気崩れやすいんですよ!(TДT)
酷い時はスコールが襲います。

まぁ、降られなかっただけ幸運です…よね…?

以上、チャリダーらしからぬボラカイ島でのリゾートライフでした(*‘∀‘)


次回からは、またシャカシャカ漕ぎますよ~!

南国の田園風景広がるパナイ島

どうも、こんにちは!


ガワです(´・ω・`)


次なる島はミンドロ島のお隣、パナイ島です。


ミンドロ島もローカルな雰囲気でしたが
パナイ島辺りになると、更にローカル度も増し…


村以外のエリアには車も滅多に居なくて
のんびりサイクリングが楽しめたのですが
今度は補給や宿の面で苦労する事になりました汗


まぁそれでも無事走り終えたので、キチンとご紹介します。


3島目!パナイ島

ミンドロ島より船で数時間、パナイ島のカティクランという町に上陸しました。
ここはボラカイ島なるリゾートアイランドへの船が出ている町で
世界中からの旅行者で賑わっています。

まぁ自分もボラカイ島へは行ったのですが
その話は長くなってしまうので次回へ後回し
今回はパナイ島ツーリングと言う事で(゜-゜)


ボラカイ島を楽しんだなら、この町に特に用は無いので早速出発します。

目的地のカリボまで42キロ。
ご無沙汰の交通標識。もうちょっといっぱい設置してくれ~

お昼頃に寄った村。のどかです…
昼と言うのに児童が通学しています。登校?下校?
いずれにせよ、フィリピンでは
微妙な時間に学生がフラフラしている場合が多いです。

この日のお昼ご飯は村の食堂にて。
ロミと言う料理らしいが、スープにマカロニ、少量の野菜と卵が入ってるだけだ( ゚Д゚)
まぁ、食堂が無い時は食パンで済ませてしまう事も多いので
味が賑やかなだけでも嬉しいです(*‘∀‘)

その後も平地を進む事しばらく。

カリボの町へ到着しました。
年に一回、あのお面を被った祭が開かれるそうで
その時には町の宿が全て埋まるらしいです。

カリボ市街の様子です。
他の村とは違い、人も多いし凄い規模だ…

カリボの宿にて。ビックリしました。
周囲に人影は無し、マニラだったら秒で無くなるよこれ。
大きな町とは言え、人は皆穏やかでした(^ω^)

翌日カリボを出発しました。
カリボから一歩出れば、また田舎道。
海が近いせいか、水々しい(*´Д`)

日が傾きかけた頃に、ロハスに到着しました。

ロハスさんの像。
元々は違う地名だったようです。

ロハスは空港のある町なので、とても大きいです。

この頃になると、大分宿探しにも慣れました。
なんせ今迄宿とは無縁でしたから…


有名な街ならネットとかにも宿情報が載っていますが
ミンドロ島の道中やパナイ島の途中の村など、情報は皆無。
旅行者との縁も薄い地域ですから、宿も少ないし(´_ゝ`)
最初は苦労したものです。


ロハスの町からはパナイ島を縦断するように
イロイロと言う町を目指しました。
内陸エリアへ突入です('Д')

パナイ島内陸部には田園風景が広がっていました。
ヤシの木と田んぼ…南国の素朴な絵面、良いですね…!

村を掠める時、たまに道路脇にフルーツ屋さんが並んでいる所があります。
何度かお世話になりました…やはり疲れた時のバナナは旨い。


この日はパッシと言う町の隣町にて一泊。
元々パッシの予定だったのですが
あまりにも落ち着かない雰囲気だったので急遽変更となりました( ゚Д゚)

大きな町ですが、中々よい雰囲気です。

宿を探していますと伝えると
紹介されたのが他にも沢山店の入っている建物。
しかし右の方にホステルの文字が見えたので、この町にもあったのかと思い安心。

部屋の前からの眺め。

部屋の中。広過ぎィ!部屋は一種類しかないそう。
1泊1500円…他に宿は無さそう。
でも高い代わりに、部屋にシャワールームが付いていた!

シャワールーム(シャワーが出るとは言っていない)


まぁ…とりあえず、今日は次なる島ネグロス島への
船が出ている、パナイ島で一番大きな街、イロイロ目指して出発です。

内陸とは言っても、南側は平坦でした。
田園風景の平地を一気に南下します。気持ちぃ~。

徐々に建物が増えて行き、遂にイロイロに到着しました。

相変わらず街は凄い交通量だ…!


イロイロにあるハロ教会。

街の大きさに比例するように、教会も立派になります。

他にも、何やら歴史がありそうな建物が…

じっくり見て周りたい所ですが、残念ながら船の時間が迫っているようで
イロイロはスルーして港へ直行しました。

イロイロのフェリー乗り場。凄い人数です。
大半は地元民ですが、旅行者の姿もチラホラ…
何だか少し安心しました。


それでは、次はネグロス島へ渡りたいと思います!
ですが次回はその前に、ボラカイ島のリゾートライフを紹介します(^ω^)