ニッポニア旅行譚

2016年5月より、自転車で旅をしている人のブログです。

2016年5月、愛知県より日本一周中です(迫真)

沖縄より外地遠征中の16年組日本一周チャリダーのブログです。

ルソン島からミンドロ島へ、雰囲気もがらり

どうも、こんにちは(^O^)


ガワです。


前回ツーリングはスタートしたものの
結局半分以上船の話題で終わってしまいました(*´Д`)


個性的でクセのある船達だったので、それだけ紹介したかったと言う事で
今回からはガッツリ走って行きたいと思います。


2島目、ミンドロ島に上陸

バタンガスからミンドロ島までは2時間程。


上陸した時は既に午後。

この先宿のありそうな比較的大きめの村はかなり先にあったので
上陸先の港町、カラパンにてまずは宿探し。


治安の不安定なフィリピンでは野宿は厳禁。
田舎の方に行ったら出来なくもなさそうな所はありましたが
それでも宿に泊まるの方が安心です。


フィリピンの安宿だと1泊1000円もしませんから
それで安全が確保されるのなら安いモノです('Д')

宿の人に「自転車も部屋に入れな!」と言われ
相棒も部屋に押し込みました。押し倒しはしません。
若干狭いゾ(*´Д`)


~~翌日~~

フィリピンで一番オーソドックスなタイプの商店で朝食を済ませます。
基本的には水、ジュース、お菓子、カップ麺や生活品などが売られていて
中には料理を出している所も。


どんな田舎の村に行ってもこのタイプの商店が一つはあったので
水、食料に困る事はありませんでした。
最悪お菓子でもハンガーノックは防げるでしょうし…


マニラとかだとカウンターに金網が張ってあったのですが
ここではフリー。治安が良くなったという事なのでしょうか?


まぁとりあえず次なる島、パナイ島を目指して走ります。

確かにもうルソン島の様な毒々しさは無く、落ち着いた雰囲気…
町行く人々の顔もどこか穏やかだ。


しかし代わりに、道が穏やかでは無くなった( ゚Д゚)
マニラも穏やかとは言えないが、交通量が減ると共に別の問題が。


舗装が甘いというか何だか走り辛いし、道路の陥没とかは放置されてる。
手入れがされていないですねこりゃ。


更に延々と続くアップダウン。
まぁ群島国家に踏み入った時点で覚悟はしていましたがやはり。

ぐぉ…?!
道は一気に綺麗になりましたが、今度は代わりに日差しが強くなって来やがった…!


先程の道が嘘の様、とても走り易いのでガンガン進みたい所ですが
やはり朝方か夕方が勝負時ですねぇ(;^ω^)
今は温存した方が良さそう汗


昼間は木陰にでも入ってゆっくりしたい所ですが…
なんせフィリピンでは1か月しか滞在できないので
そうも言ってられません(´Д`;)


この後も道が悪くなったり良くなったりの繰り返し。
完全放置では無い様なので、ちょっと安心しました(*´Д`)

峠エリアを越えました。
終わらない坂道は無いってはっきり分かんだね(´ω`)
それにしても気持ち良い道、快走です(*‘∀‘)

その後も村や峠、平地を進む事2日…


次なる島、パナイ島への船が出ている町へ到着しました。


ミンドロ島は北西部を100キロ強掠めただけなので
特に寄り道する事も無く走っただけで終了です(; ・`д・´)
だいぶフィリピンの空気にも慣れたかと思います。


それでは次回は、パナイ島にて~

群島国家の走り方~自走と船旅~

どうも、こんにちは!


ガワです(´Д`)


フィリピンに入国してから、これで4回目の更新…にも関わらず
ようやくツーリングに触れるという。
これ一応自転車ブログなんだけど…

ルソン島の海の玄関へ

まずはルソン島のお隣、ミンドロ島を目指して走りました。


マニラにはマニラ港なる巨大で立派な港があるのですが、
ここからはセブ行き等の長距離フェリーしか出ていない模様。


なので最初はマニラより南へおよそ90キロ、バタンガスと言う港町へ向かいました。


マニラ周辺を抜けるのは、やはり苦労します。
強烈な日差し、排ガスや激臭、路面とジプニー等にリンチ。


この前は触れませんでしたが、排ガスもなかなか凄いですよ。
体にすすが付くのが目に見えて分かるんです。
だからタオルで足とか擦れば黒くなります('Д')


ただ、軽量化していて本当に良かったと心の底から思いました。
あんなとこフル装備で突っ込んでいたらと思うと…


そして、40キロくらい進んだら路面も雰囲気もすっかり穏やかに。

首都圏からはもう完全出たのか…?
さっきとのギャップが激し過ぎるゾ(;^ω^)

フィリピンではよく見かける教会。さすがにどれも立派な物でした。
中には観光地にもなっている程綺麗な教会も存在します。

その後も、教会を眺めつつ南へ進み…

バタンガスへ到着しました。
結構大きな町だったので、教会も巨大でした(^O^)


そしてここからミンドロ島へ渡る為、港へ移動します。


フィリピンでの船旅

群島国家フィリピンでは、船は日常的な交通手段。
国内には把握しきれない程の航路があります( ゚Д゚)


距離や場所によって乗る船の種類も違ってくるので
ミンドロ島のついでに
乗ってきた船やちょっとややこしいフィリピンでのチケット購入方法など
色々紹介したいと思います(´・ω・`)


まずは、バタンガス港から、ミンドロ島へ。

ここがフェリー乗り場です。
バタンガスからも様々な場所へ船が出ているので結構大きめ。


そして、チケット購入に最初は結構戸惑いました。

  1. まず港に入る為に「港使用料」をゲートで支払い
  2. 次にチケット売り場へ行きチケット購入。
  3. そしてフェリーターミナルに入る前に全ての荷物を検査し
  4. ようやくターミナルの中へ。
  5. 最後に先程購入したチケットをカウンターへ持って行き搭乗券と引き換えて手続き完了!

チェックインカウンター。まるで飛行機の手続きだ…


こうやって改めて書くとそこまで大変そうではありませんが
何せ最初は何にも知らない状態ですから、結構苦戦した記憶があります。

まぁ何とか乗船出来たので
後は潮風を浴びながらミンドロ島到着を待つだけです。


それでは、後で一々紹介するのもアレなので
この場で一気に紹介したいと思います!まずは大型フェリー!

さっき乗ったのは中型のフェリーでしたが
主要航路になると大型化します。

大型フェリー客室のツーリストクラス。
エアコン効き過ぎィ!要上着。

こちらはエコノミークラス。
甲板にベッドを並べただけ…果たして客室と呼べるのか…


他にも個室もありましたが、まぁそちらは無縁なのでカット…

食事が付いている場合もあります。


そして大型フェリーは日本の中古品が多いと聞きました。

実際、所々に懐かしき我が母国の跡が…

そして、ライフジャケットは安心のメイドインジャパン…?
って言うかこれも使い回しだよね?
このジャケット自分より年上なんだけど、大丈夫なのか…?

大型フェリーの船内はとても賑やか。


続いては、自分が最も嫌う大型ボートです。
中距離担当ってイメージです。

ボートの荷台に自転車を載っけただけ。
フェリーではないので、こうなります。


そして、このボート、めっちゃ揺れます。
アトラクション並みに揺れます。
客室にも容赦無く海水が入り込みます。


まぁ、自分が濡れる分には良いのですが
自転車が海水でベタベタになります。これはもう最悪( ゚Д゚)
ハンドルからフレーム、タイヤまでもがねちょねちょ(♯^ω^)


とりあえず船を降りたらカーウォッシュ屋を探す事になるでしょう。


最後にバンカーボートです

これはリゾート地のビーチ間移動や短距離航路で見るタイプです。
ダイブスポットに行く時とかもこれだそう。


見た通り小さい船なので、自転車を運ぶ時は荷物を船の天井に固定し
自転車は強引に狭い客室に押し込む事になります。

肝心の乗り心地はと言うと、ピンからキリまで。
あまり揺れずに海水が全く入らない時もありましたし
逆にかなり揺れてベタベタになった事もあります。


さっきの大型ボートみたいにビュンビュン飛ばさないので
その日の天気や状況次第だと思います。


次回からは、この個性溢れる船の数々を乗り継ぎながら
ビサヤ諸島に突入です!

フィリピンのルートとか治安とか色々…

どうも、こんにちは~(*'▽')


ガワです。


マニラ観光はこれにて一区切り、そろそろ南を目指して出発したいと思います。
実際マニラには他にもマカティ地区とか何たら地区とか
周っていないスポットは沢山あるのですが…


自分の本業はツーリング、観光は代表的な所だけ周るだけで程々にしましょう(戒め)


マニラ周辺について

この前も少し触れましたが
フィリピンにスポーツバイク文化はあまり浸透していません。
丸々一月走り続けて出会えたチャリダーは合計2組…

なので積載車は滅茶苦茶目立ちます。


そしてマニラ周辺の治安はお察し…
道端には路上生活者が溢れ、ゴミやガスで膨らんだ何かの死体も放置
見るからに怪しい所や人も多い。


その反面で離島とかの田舎の村は穏やかな雰囲気だったし
リゾート地とかに行けば観光客も多く安定していました。


やはり都市部には不安定な所が多い。
まぁたった一か月の滞在だったので実際どうなっているのか、正確な事は分かりませんが自分が抱いたのはそんなイメージでした…

んで只でさえ目立つってのに、更にデカいカメラで写真撮りながら移動していたら
いつどこで誰に目を付けられるか、分かったもんじゃありません('Д')


なので治安の悪そうな所では、携帯やカメラを取り出すのを控えていました。
という訳で道中の写真は少なめになります…


ルートの決定。国内でも雨季と乾季に分かれるそうで…

フィリピンでの走行ルートですが

最終的に南端のミンダナオ島、サンボアンガに行く事が目的です。
その場合、必ずセブを経由する事になると思います。


そしてマニラからセブまでは大きく分けて2通りのルートがあります。
首都マニラのあるフィリピン本島、ルソン島を通るルートと
ビサヤ諸島を島伝いに抜けるルート。


しかし自分の滞在していた2月は、国内でも雨季と乾季に分かれているそうで
この季節、ルソン島は雨季でビサヤ諸島は乾季。

今頃南部は毎日雨だぞ!と忠告を受けたので
ビサヤ諸島を船旅を交えながら伝い、セブまで南下する事にしました(^ω^)


ちなみに、フィリピンの船は結構~な頻度で沈んでいるそう。
不安ではありますが、そこは旅の神様に祈るしかないでしょう|д゚)


軽量チャリダーにジョブチェンジ?

マニラの宿にて…


「フィリピンは野宿出来ないのに
テントなんて持ってたら邪魔だろ?預かっといてやんよ!」

…どうやらここのオーナーさんは宿の空きスペースを利用して
荷物預かり業務も営んでいるみたいだ…
バックパックやらキャリーバッグ…他のお客さんの荷物が沢山ある。


と言う事で、お言葉に甘えて鞄×2と千両箱
1日50円でマニラの宿に預ける事になりました('Д')
量が多いので割高にされたそう(^O^)
日本人基準だと安いと思いますが。


どうもフィリピンでは金銭感覚が合わない。
チップとか渡す時もこれくらいかな?って思って渡すと
相手が異常に喜んでる時とかあったり。


そんな時はああ、もうちょいケチっても良かったんか…って思ったりする。

…話が逸れましたが、フィリピン国内からマニラだと飛行機を使えば日帰り可能。
後でセブから日帰りマニラ旅行をする事になりました。

セブまで一時的ではあったものの
軽量チャリダー気分を味わえて幸せでござんした…


それでは次回からはフィリピンツーリング開始となります!