409日目。エンデより、ティモール行きの船に乗船！
ティモール島西部のクパンと言う港町へ向かうのですが…

フローレスとティモール、お隣とは言え結構距離があり、約40時間の船旅。

距離があるって言ってもそんな二日掛かりで行くような距離では無いんですけどね('Д')
何といってもインドネシア船ですから、滅茶苦茶遅いんですよ。

我々日本人には想像もできない程…まぁそれが安さの秘訣かも知れません。

一先ず、6時発と聞かされていたので5時には宿を出ました。

恐らくエンデでは一番人気の安宿、サファリを後にします。
人気と言っても部屋数半端ないから、埋まる事はないだろうけど…

まだ薄暗い港に到着。

しかしどういう事だろう。
港の人間は誰も居ない代わりに、フェリー客が不満げな顔で待ってる。

船の姿も無い。

あっ・・・（察し）

まぁ、数時間の遅れは日常茶飯事みたいなもにゃし・・・

朝9時(´Д｀)
日は完全に昇っています。
しかし水平線を見渡しても船一隻も発見できず。

10時頃になるとペルニ社の服を着た連中がようやくちらつき始め…
船はまだ？と聞いてみると

アレだよ。と一言。

謝罪の言葉は一切ない。
いつの間にか見えていたようです。

俺の朝のまどろみタイムを返して欲しい。
俺は朝を一番大切にする男なんだ。マジで。

1日の始まり、朝の質の良し悪しで1日が決まるんだよ…！

まあでもここの港の駐在員を攻めるのは間違いでしょう(;'∀')

結局船に乗れたのは11時ぐらいの話で

船が動いたのは正午過ぎ(-_-;)

こりゃあ…明日の昼過ぎクパン到着って言うのも絶対無理じゃねえか(´･ω･｀)

安いからまだいいんだけどさ…！

まぁ、エンデのテーブルマウンテン(仮)もこれで見納め！
さらばフローレス島！

ちょっと驚いたのが、この船は人専用で車の積載機能が無いみたい。

自転車を担ぎ上げて乗船しました。バイクや車旅行者は乗れないっぽい。
積載付きの船も別であるんかな？

中は相変わらずG天国なので、基本的には甲板で過ごすのですがこれは過ごし易い。

丸窓がオシャレ(*‘∀‘)

そして本題…

何と約900円のチケット代に、6食分含まれてました！やったぜ。

という事は…おいマジか…

朝昼晩メシ×2
＋
300キロくらいのフェリー移動

＝900円！！！！！

これ！！！！
これだけは本当にありがとうございましたm(__)m

乗る度に痛感するけどもホントにインドネシア船ってコスパ高い。
特に長距離航路！！！

これだから時間のルーズさにも目をつぶれちゃうんだな。

日本もちょっと見習ってほしいんだ！！

売店とかもありますが、コーヒー一杯90円とかぼったくりにも程がある。
ポテチもジュースもみんな90円均一。

まぁ、ただ船の上でボーっとしてるだけだし大人しく弁当で我慢！

気付けばもう日没前。

う～ん！残念(*´Д｀)

それでも日没直後の夕焼け空って言うのはやっぱり綺麗だ！！

では…明日の…

何時ごろになるんでしょうね？ティモール上陸(￣▽￣;)

408日目、昨日は予定通りにエンデに到着。
ティモール行きの船は明日なのでエンデでゆっくり…

も良いですが、折角なのでエンデから日帰りで行けちゃうらしい湖へ出掛けました。

フローレス島こんなに走っていながら、観光は初という。
まぁこの島の場合観光する余裕が出来ただけでも上出来です(´Д｀)

今回目指すのは、これ！

クリムトゥ山の火山湖です。何でも晴れた日には三色の美しい湖が見れるのだとか。
フローレスの定番観光地らしい。

クリムトゥ山周辺。
定番にしては…まぁ随分とローカルな所だな…エンデからそんなに離れてないのにね。
しかもダート(´_ゝ｀)

上の駐車場に到着！青空もうっすら見えるけど、ガス！大丈夫か？！

整備された階段を登る事数十分…外輪山の様な所を越えると

ﾄﾞﾄﾞｫーﾝ！！

いきなり大迫力の景色！ビビったぜ(*´Д｀)

ちょこっと隣の湖も入ってますが、確かに色が全然違います。

反対側から見ると…こっちは乳白色の様な色ですね。

なんか、毎年色が変わるみたいです。ガラッと変わるわけでは無さそうですが。

てっぺんの展望台からの景色です。

こっちの方が比較しやすいですね。
今年は乳白色と深緑と言ったところでしょうか？

頂上の展望台からは第三の湖も観察できます。

…なんかコッチ地味(´･ω･｀)ダナ

本当なら赤いらしい。曇りだからかな？

すると、

おお？！青空！ただの切れ目か？それとも…

やったぜ。
これは晴れ確。

やっぱり湖は晴れの方がいいですねー！

一つ目の湖に戻りました。
深緑が…光を浴びてエメラルドグリーンになっとるがや…！

これは確かにキレイ。
最初の深緑を見た時は、正直ただの湖じゃないか…と思ったもん(´･ω･｀)

岩の仕切りの上に登りました。

左の方もちょっと青が入ってるような…！綺麗…！

おいしそう…（？）

まぁ、見ていて飽きません(*´Д｀)

はえ～すっごい綺麗な湖…

ネシア版青池と言ったところかー。丁度山地だしな。

光の具合により、見分けがつかなくなる時もある様だ。

そろそろお昼頃、明るい内に山道は抜けたいので下山しました。

資料館的な所もあるみたい。
日本みたい！インドネシアらしからぬ('Д')

まぁ、実際半分も読めないんだけどさ(´･ω･｀)
気になる所があったら、帰って携帯片手に解読するって感じで…

インドネシア国内の代表的火山。

ホントに全国各地にありますね。
こんなに火山あるのに、なぜ温泉が無いのか。

ホントに。

クトゥリム観光の起点の村、にて腹ごしらえの後、帰路へ。

食堂も宿も沢山あるし、余裕があったらここで一泊したかったな。
涼しい（時々サムイ）し、ご来光とかも見てみたかったゾ。

けども船は明日の早朝なので今日はもう帰りましょうね＾～。

エンデ、ホテルサファリに帰還！

フローレスはまぁ、完全燃焼でしょう！
心置きなく東南アジアラストアイランドへと渡れます(｀・ω・´)

今日のナシゴレン(*‘∀‘)

では目指せティモール！

407日目。この日はいよいよフローレス島のゴール地点、エンデへ！
フローレス突入前は船の出発日までに走り切れるか不安でしたが、結果的に一日余裕が出来た状態でゴール出来ました。

フローレスを走っている内に、何だか日々成長していたような気がしました(´･ω･)

勘違いじゃないハズ…

まぁ…もう並みの山岳地帯じゃ弱音は吐かないぜッ！

という訳でフローレス走行最終日、バジャワ‐エンデ間のビーチよりスタート。

当然だけどビーチで寝る時って満潮時に流されない様にしないとダメなのね。
昨日ちょっと怖かった(;´∀｀)

朝はやっぱり雲が掛かっておらず、綺麗。
あそこ越えてきたんやでー…ホント…

キレーな円錐型…
てか沿岸にあんな山ある辺りやっぱオカシイ。
富士山かな？

まぁ、今日は内陸には一切入らずにエンデまで直行なので
アップダウンがあっても三陸海岸的な奴しか来ないだろうし…

今日は固いな(´･ω･｀)

昨日うっすら見えてたエンデ島がはっきり見えます。
中々の迫力です。

後ろを振り返ると…

ビーチと山々しい景色、フローレスってこんな感じ( ﾟДﾟ)

そして…

あれはエンデ島では無く、エンデのある半島。
綺麗な台形のお山の麓に目的地はあります。

もう…ちょっとなんだな…！

海沿いを快走！

と行きたい所ですが…

うおーいオーストラリア政府頑張れってくれー(;´∀｀)
詳しくは前回参照で…

まぁ、あんだけ敷いてあるだけでも滅茶苦茶ありがたかったんだけど。
綺麗な舗装が敷かれてたお陰で予定が一日早まったんだから。

今日くらいは我慢しよう(￣▽￣;)

エンデ半島（？）がだいぶ近付いてまいりました。
シルエットじゃなくなった！

道はお察し。
まぁ日本でもお馴染みの海岸線アップダウンだ…

それもエンデに近づくにつれ終了。

やったぜ。

フローレスの坂道制覇だ！

もう勝ったも同然じゃんか！

うおー！！エンデの町が見えましたああ！！

美しい！

そのまま一気にエンデに、入村！！

勝利のVサイン！！

エンデ中心。
町の広場ではラマダン明けの大祭準備が進んでいます。

ってこの島思いっきりカトリックのクセにお祭りには便乗するんやな(-_-;)

何はともあれ、これにてフローレス島は走破です！
いやぁ、キツかったです(;´∀｀)

一先ずエンデのフェリー会社に出向き、船の状況を確認。

遅れは無いようで、予定通り25日出発との事。
ラブハンバジョで買ったチケットは無駄にならないようで。

ようやく一安心。疲れがドッと噴き出ました。

エンデで一番有名な安宿、ホテルサファリへチェックイン。
モモという子猫が住んでました。

ジャパニーズネームね。

今夜は勝利の美酒…ならぬカフェ。
お土産では無く、自分用フローレスコーヒー買っちゃいました。

その後はもうロクに散策する事も無く宿でWiFiイジイジ。
というか町自体は普通の港町って雰囲気なので…

晩飯もちょっと豪華に。食堂でご飯食べた後、焼き鳥の屋台。

このエンデで食べたサテアヤム、ネシアの中でいっちばん美味しかった！！
今夜は安心してぐっすり眠れそうだ…

フローレス島走行ルートです。
前半が中々キチってました(^q^)

さぁ次は…インドネシア、同じく東南アジア最後の島、ティモール島です…！