ニッポニア旅行譚

2016年5月より、自転車で旅をしている人のブログです。

2016年5月、愛知県より日本一周中です(迫真)

沖縄より外地遠征中の16年組日本一周チャリダーのブログです。

ネイピアにて一時停滞、カツオドリのコロニーと地層見学!

ここでか!と思われるかも知れませんが
ここ北島の東部エリアにあるネイピアという町でも数日間滞在していました。

何故か日の丸。
別にオーナーが日本人とかスタッフが日本人とかそういう訳じゃなさそうだけど。

しかし自転車ラックがあるバッパーなんて
世界探してもNZぐらいなんじゃないかな…とてもありがたい。

ネイピアは…数日間居ただけだったから結局どんな町かは分からないままだったなぁ。

沢山お店あるけど商店街ガラガラだし

土日被ったけど町も閑散とした雰囲気だった。


季節物のスポーツや催しがある訳でも無さそうだし
一体この町はどうやって回ってたんだ…?

まぁ僕ら旅行者が過ごす分には最高のロケーションなんだけど
これはちょっと心配になってしまうレベルだった…

とりあえずネイピア郊外を散歩

ワイナリーがたくさん。オセアニアはホントにワイン好きねぇ('Д')

とりあえず登って…

ネイピア方面を眺める。
一瞬ナイタイから見下ろす十勝平野を思い出した。

こちらは昨日まで走ってたルート52方面。
山だらけじゃねえか!やけにアップダウンしやがると思ったぜ!

これは美しい眺め…


キッドナッパーズ岬、コロニーと地層見学トレック

日付は変わり、ネイピア近郊の村。

キッドナッパーズ岬への道は満潮時には沈んでしまうそうなので
こんな朝早くから行動することになりました( ゚Д゚)

まぁでも、朝日が丁度いい感じに崖に当たって

地層観察にはこの上ない位素晴らしい条件だ!

地層観察はこれにて終了。


カツオドリのコロニーへと突入します!


カツオドリって言うのは翼を広げると2mくらいにもなる巨大な鳥のことで…

彼ら。これは小規模ですが一応巣になってるみたい。

更に奥へ進み

登って…

メインコロニー。


写真だとただの鳥に見えるけど
これ全部翼広げたら2mサイズの鳥。

ッス

ファッ

バサッ!


かっこいい。

あの凸の部分で卵温めてるらしい。

目の前でいちゃつくカツオドリ。

カツオ節か焼き鳥、好きなほうを選ぶんだ。
首が繋がったまま死ねると思うなよ( ゚Д゚)

あれがキッドナッパーズ岬。
名前の通り、誘拐事件があたそうだ。

そろそろ潮が上がってくるので、急ぎ足で撤退。

足に自信がない人はツアーを利用するといいみたいです。

基本的にはこっちがメインらしい。歩いてるひともちらほら居たんだけどね。


さぁネイピアも満喫した所で…次の目的地は…ONSEN!

リアルニュージーランド、北島自転車旅行

南島は例えればあれです、島全体が観光地。
どこに行ってもキャンピングカーだったりレンタカーが沢山居る。


まぁ自分も旅行者の一人に過ぎませんし、そこに文句を言える筋合いはありませんが
観光客どころか人すら居ない場所から一気にここに来たので
若干息苦しさを感じていました。


北島は国道から出れば交通量も極小
観光地化されてないところも多くて
本当のニュージーランドを見れた気がしました。


とはいえ北島にも観光地もあるしお客さんもいるけど
やっぱりどうしても南島の方が人気みたいです。


正直、どっちかっていうとウェストランドより
北島ローカルの方が僻地感ありました(*´Д`)


では早速そんな北島を走っていきたいと思います!

とりあえず首都圏から脱出。

首都と言ってもめちゃくちゃ狭いので街出た瞬間山越え。

そしてその山を越えたらもうローカルの領域だ…

謎のオブジェ。情報求ム…

なんか、物凄い好奇心をそそられる看板を発見。

わぁ^~ストーンヘンジだぁ~。

実はこれ形だけのパチモンでは無いらしく
計算されまくって設計されたガチの天文台なのだそう。

夜はここで星空観察も行っているそうだ。

更に走っていると、丘の上に物凄い存在感を放つ家が…


方角を頼りに進んでみる。

限界まで近づいてみました。
ゴーストハウスかな…?

補給の為に国道へ一旦戻り、その時通った町。
あと一日到着が早ければ全ニュージーランド羊のモフモフ早刈り選手権が見れたらしい…

もう一度国道を外れて、ルート52なるローカル道路に行ってみました。

のどか~です!交通量極小っていうのがいい(*´Д`)

途中にある村の規模はこの程度。


オーストラリアかな?

羊に

ハチミツ造り

NZ農村部ってこんな雰囲気なんだな。

割りと平地なのも嬉しい。

車も居ないし、久々にこんな快適なツーリングを楽しめた!って日でした。

翌日もこんな感じです。
ルート52良き…


お昼ごろ、目的地の一つ


タウマタファカタンギハンガコアウアウオタマテアポカイフェヌアキタナタフ
に到着しました。


ふざけてる訳じゃないですよ?(´Д`)


実はこちら、ギネスブックに載っている世界一長~い地名です。

最初地図上でこれを見た時は何事かと思いましたがね…


電子地図なのでバグったのかと思いましたよ。
律儀なもので、一文字たりとも違えることなく表示されてて感動しました( ゚Д゚)

この日は最後にハチミツ工場へと潜入してきました。

おお!ハチの巣箱があんなに!

しかしこれは危ない…!

内部では気になる蜂箱の中身も公開されていました。
ブラックボックスの蓋が開く!

口下手なので、こうなってたんですね~!というしかない。

何と言ってもメインはこれでしょう!
ハチミツのテイスティング('Д')


素人でも分かるくらい、花や蜂によって全然味も触感も違いました。

今のところ遭遇率一番高いのは下の可愛いの。
あのずんぐりむっくり感やっぱり可愛い…

ハチミツ工場での戦利品(^q^)コムハニ
疲れた体に染み渡る…!

これはニュージーランドの先住民族マオリの何か…?

実にそれっぽい。

一先ず、補給地点のネイピアに到着です!

南島から北島へ、海外遠征最終ステージ!

サイクロン一過の西海岸。


結局行きたい所も通行止めで行けなくなってしまい
更に走りたかった道も通行止めで遠回りすることになったり…


結構予定が狂ってしまいました。
この当て所のない怒りというかモヤモヤ感

しかしこんな時こそ、焦らずブレイクでもしてればいいんだ。
こんな時は走らず、コーヒーでも飲みながらボーっとするのが一番なんだ。


海見てコーヒーでも飲んでれば自然とモヤモヤも消えてスッと切り替えられるモンです。
無事に朝を迎えられただけでも幸運じゃないか(*´Д`)


という訳で、狂った計画の練り直しという口実のもと
一日中海を見てました。

ああ…綺麗な朝日じゃないか…(*´Д`)

それでは南島脱出に向けて行動開始だ!

南島北部、リアス式海岸です。

かあいい(^q^)

そしてここを抜ければ…

南島最北の港町、ピクトンに到着です!

ここから一日一便、北島ウェリントン行きの船が出ているそう。
南島も遂に終わった訳だ…

比較ピクトン

港で現役のSL発見?!

マジか?!

とりあえず乗船だ。

フェリー内にレールが敷いてあるタイプは初めて見ましたよ。
SLがここに搭載されるとかどんなロマンフェリーなの。


まぁ、色々あったけど一先ず南島はこれにて終了。

これが海外での最後の渡航かな。
北島についたら次海を渡るときなんてのはもう帰国の時だ('Д')

深夜前、ウェリントン港着。


とりあえず市内のバッパーにインしました。
空き室があってよかった…

とりあえず落ち着いた所でミッドナイトカフェなる所へ。
ウェリントンはコーヒーの街らしいです。
早速ウェリントン観光?( ゚Д゚)

翌日は街をフラフラ。

芸術の街でもあるそうだ。

まぁ良く分からんものが大半だったけど…

ちなみにこれはトイレ。

こんな洒落たバーガーキングは初めて見た。

ちなみにNZの首都はここウェリントン。
人口が多い訳でも、歴史的な要因がある訳でも無く
ただニュージーランドの真ん中にあるから。だそうです( ゚Д゚)

経済の中心は言わずもがなオークランドですが
政治の中心はどうやらここウェリントンだそう。

木造の教会。

癒されます。

前後輪入れ替えタイム。
帰国まではもってくれよ!こっちは物価高いんだから…!


では準備も整ったので、次回から北島走行開始です。