少年が見た地球の原風景
今回からハイウェイを外れて、ウーナダッタトラックへ入ります。
ハイウェイを外れて生活圏を出た先は大荒野。
一日走っても車とすれ違う事は無く
自分以外の生物を見ない日もあります。
見渡す限りの赤い大地、聞こえるのは荒野に吹く風の音のみ…
あ、ちなみに題名は某STGのパクリです(;'∀')
まぁ原風景と言うよりなれの果てって感じもしますが
それっぽかったのでつい…
どちらにせよ別世界の様な所を旅したのは
とても良い思い出となりました。
それでは前回の続き、マーラのロードハウスよりスタートです!
舗装が途切れ、トラックに突入する瞬間。
次舗装路を走れるのは一月後の話です。
今日もオールグリーン!さあ生活圏を出るぞ!
ハイウェイ付近は起伏に富んでいて
滅茶苦茶走り辛かったです(;´Д`)
ダートってだけでも走り辛いんだが…こんな凸凹してるとな。
勿論障害物は起伏だけではありません。
砂漠が近いせいでこの辺にはソフトサンドが沢山積もっています。
柔らかい砂が、道路の凸凹を隠します…!
これが一番怖かったなぁ(;´∀`)
更に舗装がされていないので
急に道幅が狭くなったりする事が多々あります。
大体そこは大荒れです。
まぁ、何とかハイウェイ付近の悪路区間を抜けると…
荒野に出ました。
視界も明けて道路状況も良好になり、ダートの走行にも体が慣れてきた所ですが
相変わらず押し歩いたり走ったりの繰り返しです。
ウーナダッタ初日はブッシュキャンプ。
草むらをかき分けたり石ころをどかしたり、
まぁキャンプ場やパーク以外でするワイルド系キャンプをブッシュキャンプと呼ぶそうです。
ここでは治安の面を気にする必要はありません。
なんせ、全く人が居ませんから…
という事で、本日はここをキャンプ地とする!
地平線に沈みゆく夕日を見ながら、夜ご飯です!
翌日
夕日を見ながらご飯を食べ、朝日に起こされる毎日。
健康的です(´・ω・`)
面白い事に、夕日の景色と朝日の景色が一緒なんですよね。
それでは、今日もガンガン走って歩きたいと思います!
今日も果てしない景色が続きます。
お昼ご飯はまたまたインスタント(´・ω・`)
こちらはクリークと呼ばれる、雨の後に川と化す場所です。
そこだけ大きく凹んで、大きめの石がゴロゴロしています。
坂に体を任せて突っ込むと落車不可避です。
大人しく降りましょう(;´Д`)
寂しそうな標識だ…
ここに来て初めて生命の存在を確認!
普段鬱陶しいハエ達も生活圏を出ると共に姿を消してしまったので
ここには生物はいないのかと思っていましたが、なんかホッとしました。
まぁあんな小さいハエが、こんな所で生き延びれる訳ないか…
あぁ^…いいっすねぇ…
たまには遊びも。
こういう所だと三脚で自撮りしててもバイクとかに
ひったくられる可能性はゼロなので安心して自撮れます(´Д`)
なんせ通行人が居ませんから…
まぁ、そもそも豪州だとひったくる様な人は居ないか。
そういえば2日目の午後に初めて車に追い越されました。
目の前で停車したと思ったらドライバー降りてきて
写真撮ってやるよ!って…
いや…ドライバーのカメラで、ワイとドライバーのツーショットなら分かるけど
何故俺のカメラで俺だけ…
一見ノリノリに見えますが、マスクの下は戸惑い顔です。
なんでも車の中では
「これ自転車のタイヤ痕か?!」
的な会話になっていたそうで
なんだか自分も嬉しくなりました(*‘∀‘)
その後も走り太陽が真後ろに。
陰で道路が隠れて、道路状況が読めねぇ!
ありのままの姿です…
この日は日没ギリギリまで走った所で終了!
寝床に困る事はありません。それが良い所。
???「この道端に広がる大地、そのすべてが俺達のキャンプ地だ。」
整地をする際、細かいサボテンみたいな奴を見落とすと悲惨な目に遭います('q')
ここをキャンプ地とする!
本日も、無事終了(^O^)