険しい山岳地帯も越え落ち着いた所で
今回はクイーンズタウンなる町へ行ってみたいと思います。

クイーンズタウンとは湖と山に囲まれた自然豊かな町で
冬はウィンタースポーツ、夏はMTBやマリンスポーツで
年中賑わうそれは綺麗～な町だそう

思えばニュージーランド走り始めてロクに休憩してませんでしたし
ここらでゆっくり滞在して、更なる北上に向けてガス抜きしたいと思います～。

まずはクイーンズタウンを目指して北上

レール跡に敷かれた国営サイクリングコース。
やっぱりNZこういう所が強いなぁ。

自分が生まれるはるか前にここに汽車が走ってたと思うと…興奮(*´Д｀)

車のことは詳しくないけど、これが格好いい事なら分かる。

やっぱりNZのサイクルトレイルはとりあえず走っといて間違いない。

かつての駅舎がそのまま残っています。
完全な車社会となった今のNZでは需要が無いのか。
日本だとどんな田舎行っても電車はあるんだがなぁ。

日本もいずれこうなるのかって、北海道がすでにこうなりつつあるのか
なんだか味気ないが仕方ないのか…

ああ…彼らが走ってたんだな('Д')

そうこうしている内にトレイルは終わり
この湖を越えればもうクイーンズタウンです！

今回は豪勢に途中のカフェにてランチ
サイクリストも居たので気になって入ってみました。

お目当てはこれだ(^ｑ^

そしてクイーンズタウン、見えました～！

噂通り綺麗な所です。
ひとまずクイーンズタウン観光の拠点をキャンプ場に設営。

さすがに観光地のキャンプ場は高い。
１泊２３００円、多分普通にもっと安いバッパーあると思う(;'∀')

まぁバッパーはチャリの出し入れとか面倒だしいいんだよ( ﾟДﾟ)

翌日は町の方をフラフラ。

綺麗や～。
肝心のアクティビティはどれどれ

う～ん、今の時期は専らこれみたいですねぇ(*´Д｀)

結構大きい町のはずなんだが
良い透明度だ！

何してるのかよくわからんおじさん。

こちらは宿泊中のキャンプ場のすぐ裏にある山からの眺め。
バックのサザンアルプスと湖と適度な町の調和が…最高やな！

夕暮れ時も美しい(*´Д｀)

夜景も良かった。
いろんな国の夜景を見てきたつもりでしたが今のところここが一番好きだ…

町も一通り周り終えたことですし、次回はQT周辺のサイクルトレイル巡りしてきます！

フィヨルドとは前回も少し触れた通り
氷河によって山がゴリゴリに削られて出来上がったという
複雑な沿岸部のことです。

リアス式海岸みたいなものだと思います。
まぁ実質山岳地帯

氷河が山を削るんだ！て事にも驚きですが
そもそも日本に氷河があまり馴染みがないので
フィヨルド自体初耳でした。

今回はいよいよ！そんなフィヨルドランド国立公園へ突入します。

フィヨルドならでは？の壮大な景色は
同じ島国とは思えない超スケールでした( ﾟДﾟ)

前回のレストエリアよりスタート。
湖の近くで冷たい風が入るとても良い場所でした…

水の透明度も抜群！今すぐ飛び込みたい気分でしたが
どうせまた汗をかくので夕方までおあずけだ！

下は雲があってよく景色は見られなかったのですが
上に行くにつれ段々と晴れてきました(*´Д｀)

う～ん素晴らしい景色です。

崖の間を走っているようなワクワク感、たまりませんな…！

この道は一体どこへ続いているんだ(*´Д｀)

上の方にはまだ氷河が残っています。

今は細々と水が流れているだけですが
昔はこの辺にも氷河があったのかもしれません。

というか今まさに氷河で削られたところを走ってるんだろうなぁ。

厳しいフィヨルドライドもここまで来れればほぼ勝ちです。

ここが一番高い峠になるのですが、珍しくトンネル。
日本では峠にトンネルなんて当たり前ですが
少なくとも僕が周った地域に基本トンネルなんてありませんでした。

マジで台湾振りのトンネルだと思います。

その反動か日本帰国した時にはトンネル見つけてはパシャパシャと写真撮りまくってました。

ちなみにこのトンネル一車線の時間制限付き一方通行。
自転車で通る事は想定されていないのか
二回ほど信号が変わって大変な事になりました(;´Д｀)

ここを通られる際はお気を付けください…

まぁしかしこのトンネルを抜けてしまえば後は楽なものです。

フィヨルド特有の豪快な景色の中一気にダウンヒルです('Д')

こちらはミルフォードサウンド。
ニュージーランド観光で調べたら真っ先に出てくるところでしょう。

まさかこんなに行き辛かったなんて(;´Д｀)

ミルフォードサウンド観光はここからのクルーズがメインですが
今回フィヨルドは走るだけで引き上げます( ﾟДﾟ)

村というかクルーズのターミナルとインフォメーションセンターと宿が数軒。
観光ベース地みたいな雰囲気だ。

まぁ一応貧乏旅行者向けの宿があって安心したよ…
キャンプ場以外でのキャンプは禁止エリアだったので良かった。

もうじき嵐が来るとのことで、翌日には早急に離脱しました。

上が天気悪くて下が快晴のこの前とは逆のパターン。

うわ～。
当時周ってる時はこれが普通だったから
あんまり感動しなかったんだけど

改めて見るとすんげえ透明度だわこれ。

ニュージーランドでも人目を気にせず気持ちよく水浴びが出来ましたよ。

この日差しの強さと透明度のせいで気持ちよさ倍増ですわ～…

翌日はこの通り、ミルフォードサウンド方面はみるからに大荒れ。

いや～クルーズなんてゆっくり満喫してたら
確実に数日間動けなかったろうねと強がってみたり。

荒々しいフィヨルドからは離れ、すっかりいつも通りののどかな景色へ。

NZ道路の神

お羊様のお通りだ！

さて無事に難所も越えた所ですし、次なる町を目指します！

前回無事にNZ南端のスロープポイントへ到着しました。

南下が目的の遠征だったので、南の果てに来た以上
後は輪行なりしてとっとと帰国しても問題ないとは思うのですが！

ビザもまだ残っている事ですし
折角ならワープポイントのオークランドまであと少しNZを楽しみたいと思います！

それではオークランドに向けて…NZ縦断開始です！

南端の都市インバーカーギルにて

南下という大仕事を一つ終え
スロープポイントから一番近いインバーカーギルにて補給。

R1の起点がこの町の郊外にあり、端としてはそっちの方がポピュラーだったりします。
スロープポイントは割とマイナーで普通にダートだったし。

おかげで自転車の掃除も追加(^_^；

なかなかお洒落な街並みでした。ニュージーランドこういう所多いね！

バイクなのか自転車なのか良く分からない骨とう品。
ペダル付いてるけどエンジンも付いてるし、今でいう電動アシストみたいな感じなのか…？
エンジンアシスト自転車？うーん未だに良く分からん。

とりあえず、出発です。

付近の町をいくつか越えると、いよいよお山の姿が…

この先フィヨルドランド。
氷河によって削られたゴリゴリの山岳地帯
まぁ正確には湾になるらしいんですけど…リアス式海岸みたいなものです。

実質山。
自転車旅行者にとっては修行であります。

しばらく振りのニュージーランドのアルプス。
相変わらず格好いい～です！

NZの山といえば…羊？

のどかな景色の中ゆっくりしている所を見るとこちらも癒されます。

早くも平地が恋しくなるクソ雑魚チャリダー。

チャンパカにほっこり。

この日の野営地にあった廃車達。
廃車でもお化粧してあげると立派なインテリアになるのね…

山と湖に囲まれ気持ちいい朝を迎えました。
楽しい山行のスタートです！

フィヨルドランド観光の起点の町、テ・アナウに到着。

こちらも山と湖に囲まれた居心地のいい所。

ここを越えると、いよいよ本格的フィヨルドランドです。

まだ穏やかな高原地帯といった雰囲気ですが…

徐々に狭まり

ようこそフィヨルドランドへ…（　＾ω＾）

本日の野営地。

フィヨルドの雄大な山々をバックに…
辛～い山岳地帯ですが、悪いことだらけではないのでむしろ楽しいです。