ニッポニア旅行譚

2016年5月より、自転車で旅をしている人のブログです。

2016年5月、愛知県より日本一周中です(迫真)

沖縄より外地遠征中の16年組日本一周チャリダーのブログです。

オアシス都市アリススプリングス

昨日の続きで、フリーキャンプ場にて起床。
この日はアリススプリングス到着予定日、久々の町と言う事でウッキウキです。


町のお楽しみは観光名所やレストランでは無く、勿論スーパーマーケット。
途中の村やロードハウスなどでは手に入らない新鮮な野菜や果物、そしてお肉、全てが手に入ります。手ごろな値段で。


今朝の頭の中はそれで一杯です( ゚Д゚)


そうだ今晩のスープには豚肉を入れよう。
そしてデザートにウォーターメロンのコーラ漬け。
キンキンに冷えたビールで口をすすいで眠るんだ…


晩の事を想うだけでその日はどんな勾配の坂が来ようと乗り切れる気がしました(*´Д`)


キャンプ場を出る前に昨日の老夫婦に挨拶しようと思ったのですが
起きた時には既に誰も居ませんでした。


自分も日本一周出発直後とかはどんなに寒くても5時起きとかだったのに
どうしてこんなに朝がだらしなくなったんだ…


長期旅行者ほど朝だらしなくて、短期旅行者ほど朝早い傾向はある。

結局動き出したのは9時過ぎの事でした…

もう完全にタナミ砂漠圏からは外れているので、だいぶ茂ってます。

比較です(*‘∀‘)


木があると細かいダストも飛んでこないし、風もある程度マシになります。

昨日ご飯を炊いていないので、非常食に手を出しました。
非常時って訳でもありませんが、まぁ今日は町なので大丈夫(;'∀')!

朝の焚火の時に沸かしたコーヒーのついでにお湯を魔法瓶の中に詰めておけば
フィールドでの作業時間は30秒。
インスタント、最高!

途中、謎のモニュメント。
まぁあの地球儀から察するに、南緯何度とかその類でしょう。

こちらはスチュアートハイウェイ最高点の碑。
最高点と言っても標高800m後半あたりです。

そして最高地点よりダウンヒル…
あぁ^~最高だぜ。


そして…

アリススプリングスに到着しました!!


さっきの写真に写ってた山がアリススプリングスを囲む外輪山のような物で

そこを下ると一気に町になりました。RPGですか…

とりあえずユースにチェックインし、この日はそのまま終了。
テナントクリーク振りのお肉。体が喜んでいました!


翌日

まぁ案の定と言いますか、結局アリススプリングスでも連泊していました。
町あるごとに連泊するだらだらチャリダーです(;´∀`)

朝のウォーキングがてら、町中にある見晴らしの良い丘へ登って来ました。

町を一望。
正に荒野のど真ん中、オアシス都市って感じですね。

町はそんなごちゃごちゃした雰囲気も無く、とても綺麗です。

100~200年くらい前の豪州(多分)

いやぁ、過ごし易い町です。


爬虫類センターにも寄ってみました。

格好いい小ドラゴンや

一見可愛いけどデンジャラスな毒蛇

こいつは良くロードキルされてるノロマ君ですね。

こちらはミンチにならない様に上手く道端で日向ぼっこしてる奴らです。

ソルジャーを探せ!


…正直なところ半分くらい道中で見た事ある動物達でした。


でも夜行性爬虫類コーナーは初見だらけで見応えアリ。
言葉の響きもすげえな。
暗い部屋でフラッシュ禁止だったので撮影は無理でしたが…当然か!


まぁ見た事あるとはいえ、野生の彼らは全然写真撮らせてくれないので
写真撮れて満足でした(´`)

宿へ戻り…

開封の儀。
ズバリこれがこの町で一番やりたかったことなんですよね!


アメリカンの新しい嫁です。これで薪割チャリダーも卒業!

後は自転車のお掃除などなど…

振れ取りィ!( ≧Д≦)


前後輪のタイヤを比較してみました。

どっちが前で後ろか、一目瞭然ですね。
ペラペラになってるし亀裂目立ち始めたし、変え時か?…


山口県で替えて、九州沖縄と東南アジアの島々を走り抜けて
大陸の真ん中まで走ってきてくれたのですから、本当に良くやってくれたものです。
さすがシュワルベ!


まぁ今回は前後輪入れ替えの応急処置だけで。
スペアタイヤは持っているので仮に道中バーストしたとしても何とかなります。


これにて支度完了!
それではアリススプリングスの滞在を終え次なる目的地、ウルルを目指します。

ハイウェイでの何でもない一日

どうも、こんにちは!
ガワです。

やっぱりシャワー浴びた翌日の朝って違いますね。
クリアです(*‘∀‘)


豪州に入る前は宿から宿への繰り返しでしたから
毎日野宿の日本に居た時の感覚を忘れていました。


まぁ東南アジアの安宿ですから、シャワーでは無く水浴びですけど(´Д`)


でもこっちは昼クソ暑い癖に夜クソ寒いもんだから
ベタベタの状態なのに水も被りたくないっていう。

こういうロードハウスのシャワーにはホントに助けられます。


アンパワーサイトは一泊1000円くらいの所が大半なので
三日に一回位ならはロードハウス泊もありだなと。

それでは今日もガンガン進みます。

そういえば内陸に入るにつれ道端の十字架が増えてきました。


しかし開拓が進んだ今日のスチュアートハイウェイで
交通事故以外で命を落とす様な事は無いと思います。


熱中症や水不足でぶっ倒れたとしても30分に一回は車が通りますから。
極力他人に助けを求めたくはありませんが…命が関わっている場合そんな事言ってられません。


恐らく開拓が進む前の時代の探検家たちか、事故か…

道中のロードハウス。
テナントクリーク~アリススプリングス間は
1日1ロードハウスと言った感覚で快適です(*´Д`)

そしてここも個性的だ…
奥に巨大アボリジニ像がそびえ立っている…

トカゲの置物や

等身大?アボリジニ像。


なんかギャラリーもやってるらしいのですが残念ならが本日は休館。

荒野で飲むコールドドリンクはなんでも美味しく感じる。


昨日のコーラもコレも3ドルくらいするけど

こんなところででこんな思いが出来るなら一日一回くらいは良いかもしれない。


それでは、出発!

道中、ラクダ(*´Д`)
ワイをウルルへ連れてってー…

こちらは…なんだろう?

遺跡って程古くも無いし、開拓時代のものでしょうか。

素敵な雰囲気です(*‘∀‘)

後は遠くに巨大なメサ?ビュート?を眺めながら進み…

アリススプリングス90キロ手前のフリーキャンプ場イン!
やったぜ。


この辺もフリーキャンプ場が多くて経済的に大助かり。

無料と言っても運が良いとウォータータンク付きなので快適です。
飲料用じゃないから…って注意書きがありますが、そんな事は言ってられません。

ここにも開拓時代の史跡が?

本日のお宿。


さて、薪も拾ったしそろそろ…と思っていた所

何とキャラバン牽いてる老夫婦からビールの差し入れが。
キンッキンに冷えてやがる…!!最高だ…!
あっという間に空。


しかし結局日没後まで一緒に飲むことになりました(^q^)
二本目の誘惑に勝てなかったよ…ありがとうございました。


今日は温かいです。勿論酔いだけのせいではありません…

やっぱり焚火は夜だな(*‘∀‘)
いつもは夕日を眺めながらパチパチやってるのでちょいと暑いです(;'∀')

いつものスープと、老夫婦から貰ったケーキ、昼間余したおにぎり!今夜は豪華です。


ちなみにお米は昨晩で切らしてしまったのですが、まぁアリススプリングスは明日到着なので大丈夫です。


炊きたてご飯は食べれませんでしたが今夜はそれ以上のご馳走。


牧場を営んでいるという先程の老夫婦、牛の世話は家族に任せて2人でキャンピングカーで旅行中との事。
彼らの手作りケーキ、最高のデザートとなりました…

今日も、砂漠

六時前に起床するも寝袋から出れず。
この辺まで来ると朝晩の冷えが半端ないです( ゚Д゚)


昼間35度行く日もあれば、夜は氷点下まで下がる日もあります。


完全に冬キャン( ゚Д゚)
冬キャンと言えば結露が厄介ですが、何故か全く濡れていません。
温度差は相当あるハズなんですけどね。


乾燥しているせい?

まぁ…とりあえず起きれたので出発です(;´∀`)
もう9時前じゃないか…

しばらく走ると、またまたアメリカーンな景色が。

こういうの、メサとか言うんでしたっけ?
ビュート?どっちだろう。


確か砂漠特有の地形だった…ような…

まぁそれは置いといて、迫力満点です('Д')

予定通り、昼休憩の時間帯にロードハウスに着きました。

砂漠の中のロードハウス。
いい雰囲気です(*´Д`)

流石に何も買わずに休憩するのはアレなので、おにぎり+コーラで昼食。

ロードハウス寄ったらついつい見ちゃうのがバーなんですよね。


キャンプ場とか宿泊施設付きのロードハウスには必ずと言っていいくらい酒場が併設されてます。

あっここすき。

ライハみたいな感じで訪問者の写真やらメッセージやらで壁が埋め尽くされてます。

いやーこれは良い雰囲気。

カウンター以外にも男心をくすぐるものが…

この埃っぽさがたまんない!

どうやら蛇を何かに漬ける文化は沖縄以外にもあるみたい。
バーにあるってことは、やっぱりお酒?

泊まってゆっくりしたい所ですが…出発です。

じゃけんアリススプリングス目指しましょうね~

その後も砂漠か荒野かも分かんないような景色を進み…

本日の目的地、ティツリーに到着です!

炉っていうか、キャンプファイヤー用の砂場をお借りします。


やっぱりちゃんと整備されたキャンプ場だと薪拾いに苦戦します。
小枝すら落ちてないし(;´Д`)

まぁそれだけ管理が行き届いてるって事かな…

やっぱり焚火と白米の絵面すこ…

一日の

締め(*´Д`)