旅の果て、NZ南端のスロープポイントで見た景色
今回はニュージーランド本土南端を目指します。
普通に行ったらただの観光地かも知れませんが
僕からするとちょっと特別な場所です。
元々「うおお行ける所まで南下してやる!」の勢いではじまった
南下が目的の遠征でしたから
ニュージーランドという括りではなく、この旅の南端。旅の果てです。
色々想うところがありました(´_ゝ`)
それでは、南の果てまでレッツゴー!
ニュージーランド沿岸部へ
端と言うのは地の果て、海がはじまる所ですので
まずは沿岸部へ出たいと思います。
一旦R1に乗ってから海へ。
ニュージーランドでは初の海なのでちょっとワクワクですぞお!
ニュージーランドの海。
まぁ、海なんてどこ行っても変わんねえよな…
と思っていた矢先に
ペンギン発見です!野生のペンギンは初めて見ました(*´Д`)
黄色いハチマキが印象的なイエローアイペンギンですわ!
可愛い。
これは崖の上からだったので見にくいですが
写真のほぼ中央、黒い物体があります。
あれはアシカですね!
いや~こういうのは南の海ならでは~です。
海沿いの落ち着いた村の雰囲気も良いですね。
休憩にはピッタリです。
真夏とは言え、太陽の出ていないNZの沿岸は結構寒い。
元気だなぁ
晴れだったら気持ち良かったろうに…
豪州でも沿岸はぜんっぜん青空見て無いし
オセアニアの海に嫌われてますわこりゃ。
ドローン禁止の看板。
ドローン凄いですよね。
数年前まで空撮って言ったらヘリ飛ばすしかなかったのに
空撮がこんなに身近な物になるなんて誰も想像して無かったろう。
この急ごしらえな看板がドローンの急激な普及率を物語っています。
いつか青看板にドローンのマークが付く日がくるのか…
とっても走りづらいけど綺麗だから走れる(^q^)
崖の上の灯台いいぞ~
曇りでも案外絵になる景色。
この散らばった岩がナゲットに見えるからナゲットポイントと言うらしい
この辺りは人気が無いので、寝床探しも楽々_(:3 」∠)_
今日はいい天気になる予感。
この先沿岸部に道は無いので少し内陸へ。
内陸入った途端これだぜ~(;´Д`)
田舎ニュージーランドの朝の名物(*´Д`)
基本的に羊が絶対優先。車は自転車だろうと停止を迫られる。
人よりも羊の方が多いこの国の道路カーストはお羊様が頂点なのだ!
田舎では舗装が途切れるのが当たり前。
そしてこの坂道の連続、走りにくいったらありゃしないorz
こんだけ凸凹なら当然だけど滝が沢山あります
この辺の滝は絵になる滝が多かった…!
そして沿岸部に出て再び舗装路(*‘∀‘)
キーモチイイ!(*´Д`)
翌日、スロープポイントへ
昨晩は久しぶりにお宿。
ホテル刑務所です。
嘘です。ベンチです
南へ向かうと再びダートへ。
この旅の南の果てに行く記念すべき日でしたが
降ったり止んだりの絶好のお天気です(´_ゝ`)
遂に標識が見えました。
この遠征の一番大事な目的地、スロープポイントへ向かう道!
この何の変哲もない田舎道の先にそれがあるのか…
高鳴る鼓動に身を任せて、一気に下ります!
そしてここが…俺が一年間かけて目指していた場所らしい…
南極点まで5000キロだってよ、何だか泣けてくるな(´;ω;`)
しかし遂にやり切ってしまった。
足か心が折れるまで南下する!と宣言してしまったけど
これ以上南下したいならチリに行くか南極に行くかです。
しかし日本一周も残っている身ですから、ここは現実的に考えて撤退!
俺の心はここで折れた事にしよう!
南米南極は、来世におあずけだ!
南の果ても充分満喫できた所で、北上します。
北上って響きが懐かしいねぇ。
しかしこの海跨いだらもう南極かと思うと実に感慨深い。
こんな田舎にスーパーなんて便利な物は無い。
村の商店を転々としながら必要な物を揃えて行きます。
この不便さ…好いねぇ!
ホリパも無いので、この日はレストエリアにて。
海の向こうの南極を想いながら、勝利の美酒(牛乳)を頂きます!