ニッポニア旅行譚

2016年5月より、自転車で旅をしている人のブログです。

2016年5月、愛知県より日本一周中です(迫真)

沖縄より外地遠征中の16年組日本一周チャリダーのブログです。

次なる舞台は…台湾!出国入国のアレコレ。

どうもこんにちは!ご無沙汰していますが無事に台湾入国、ようやくブログ更新が出来る程落ち着きましたガワです。
果たして未だ日本一周のカテゴリに居座り続けてよいのか…疑問ではありますが、実際日本一周はするし多少はね?


という訳で今回は台湾に入国した時のお話です。
最初は飛行機での国境越え、色々大変でしたのでその辺も詳しくご紹介します!


今回は内容が内容なので相当長くなってしましました…
自転車での国境越えに興味のある方は参考程度になるかも知れません。
最初は観光なんてロクに出来なかったので( ゚Д゚)
暇~な方は是非…


それでは那覇市のゲストハウス、リトルアジアより出発。
出国日はクリスマスイブ。前日は皆でクリスマスパーティ。

日本最後の特別な夜に、みんなでワイワイ(*‘∀‘)
最後に好い思い出となりました…


また那覇に帰国する予定なので、帰国後泊まる約束をして宿を後にしました。
遠い先の宿泊予約です( ;∀;)

一漕ぎ一漕ぎペダルを踏み締めながら、那覇空港に到着。


台湾までは空路で移動します。勿論自転車も飛行機に積み込みます。
国内だったら貨物船に載せる手もありますが、
海外だと現地で合流出来る保証がありません。


とりあえず空港に着いて出国までの大まかな流れとしては…


1荷物のパッキング
2持っている航空券の航空会社の窓口へ行きチェックインを済まし、
搭乗券をゲット(この時に荷物も預ける)
3飛行機に搭乗、出国


と言った流れでしょうか。


という訳で、まずは荷物のパッキング。


このまま飛行機に積み込むワケには参りませんので、最初に自転車をバラします。

キャリア、前後輪、ハンドル、ペダルを外し、自転車屋から買い取った段ボール箱にイン!
輪行袋だと自転車の保証は出来ません。
飛行機って結構揺れるし、空港の職員って案外雑に荷物を扱います。
向こうは保証でどうにでもなると思っているので、日本の常識は通用しません。

リアディレイラーが無防備なので、専用のクッションを挟みます。
タイヤの空気を抜き、エンド幅もしっかりガード。
仕上げにサドルの高さ調節で段ボールとの接点を作り、自転車を固定。
これで自転車は完了です!


鞄類は超大容量のボストンバッグへ。
結構重いので、私の場合コンテナにタイヤ付けて、その上に載せて縛り付けます。

これでキャリーバッグに早変わり。
腕に紐を引っかけるだけでついてくるので、両手が空きます。


一通り終わったらカートに載せて…

パッキング完了でーす!
これではキャリーボックスにした意味が無いですが
カートが使えないような場面も勿論あるので、後々活躍します('Д')


それでは、動ける様になった所で空港に入ります。

お次はチェックイン。
予め買っておいた航空券を発行している航空会社のカウンターへ。
那覇空港も就航している会社が結構多くて、迷いました( ゚Д゚)

航空券を見せて搭乗券を貰う所まではスムーズにいきましたが、荷物を預けるのに一苦労。
なんせ1人であの量。X線検査でちょっとでも怪しい影があったら荷物を開けられます。
実際段ボール開けられました。部品の一部が缶に見えたらしい。先が思いやられます。
またガムテ巻き直しかぁ疲れるなぁ。


幸い没収された物はありませんでしたが…
持込んで良い荷物の是非は他ページの方が詳しく説明されていると思うので割愛します。
ただ自転車乗り向けに一つ、パンク修理のゴムのり…多分あれ没収されます。
なのでのりを使わないパンク修理シールとかおすすめです。

そしてチェックインを済ませたらいよいよ搭乗…
折角身軽になった事ですし、時間があれば空港でゆっくりしてみるのも良いかも知れませんね。


出国審査を通過、搭乗口へ。
ここで手荷物身体検査。
そして搭乗券を見せて、ゲートをくぐります。

飛行機に乗り込みます。
また堂々とこの国の地を踏む…そんな事を思いつつ、遂に出国です。

さらばだ!日本よ!


お隣台湾までは一時間強のフライト。
名古屋東京間より早いじゃないか( ゚Д゚)


機内では台湾の入国カードを書きます。
入国審査の時にパスポートと一緒に見せるあれです。

しばらく雲の上の景色を満喫した後、台湾桃園空港へ到着。

台湾の地を踏締めた所で…入国審査へ向かいます。
入境検査?でしょうか。漢字圏の看板は、大体の意味が分かりますね(*‘∀‘)

その間に両替所があったので、両替です。
台湾の通貨はNT(ニュータイワンダラー)

そしてドキドキの入国審査前。
右の方に見えますが、結構並んでます。
ここで空港の職員にお金を見せると、
別室に連れていかれ個別に入国審査をしてくれ早めに抜けれます。


無事入国審査を突破したら荷物を受け取りに行きましょう。
大体受取場は審査場の近くにあるらしいです。

そして無事荷物と合流!


早々に空港を出て、自転車を組上げます。
荷物を載せ、漕げる状態にしたら、段ボールを破棄。
空港の郵便局とかに持って行き、金を払うから捨ててくれと頼みます。
が、ついでに捨ててやるから金はいらん、と親切に対応して下さいました( ;∀;)


そしたらいよいよ空港を出発!まずは首都台北を目指しましょう!


しかし、後で分かった話なのですが実はこの桃園空港、車でしか行けない空港らしいんです。
周りをハイウエイに完全包囲され、バイク通勤の職員ですらバイクは下に置いてバスで空港入りするそう。


…どうやって抜けたかって?
怒号やらクラクションを散々浴びせられた挙句
最終的にパトカーに誘導されて泣きながら空港を後にしました。


普通は空港で自転車組み立ててる時点で職員に止められるそうです。
私の場合、正面玄関で組み立てていたのにも関わらず
運悪く?組みあがってしまいました(´・ω・`)
まぁ途中で止められても堪ったもんじゃ無いけども…


どうやら、俺の速度に職員が付いて来れなかった様だな…ドヤァ


という訳で今後台北に自転車を持って行こうと考えていらっしゃる方はご注意を…


色々ありましたが、既に台北に宿を取ってあるので急ぎます。
電話も使えないし、キャンセル出来ないんですよね。

台湾の道。
分かりますか?この、路側帯の広さ。
何ですかこれ車道より広いですよ!市街地でもこの調子だから凄い。


路側帯と言うか、二輪レーンみたいですね。
さすがは台湾。3分間の走行にして自転車大国の片鱗を見せ付けられました。


そして走る事30キロ
台北に入りました。

台北大橋を渡り、首都へ。

ここは…二輪専用の道の様です。
首都圏でこの待遇とかウッソだろお前…


そして本日の宿へ向かいます。
一泊1000円程、首都圏の宿としてはとんでもない値段でしょう。


住所を頼りに移動。
今までグーグルマップに頼りっきり、未知の住所と言う事もあり相当苦労しました。
こんな道案内しやがって!いい加減にしろ!とか言ってごめんなさいm(__)m


失って初めて気付く、先生の厳しくも優しかった指導の数々…


そして一時間程台北市を彷徨って…

到…着…?
何度も住所を見直しましたが…この路地で間違いないです。


看板も無く、とても宿とは思えぬ雰囲気ですが…インターホンを鳴らしてみると、正解。
やっと、辿り着きました。
安心感に包まれると同時に、一気に今日の疲れが。
距離的には大した事無いのですが、精神的な疲労が物凄いです。


日も高い内に、倒れる様にベッドイン。


本日はとりあえず台北にて落ち着いた所で終了です。
次回は首都台北観光へ!


今回は非常に長い記事になってしまいましたが
最後までありがとうございましたあー!!

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