ニッポニア旅行譚

2016年5月より、自転車で旅をしている人のブログです。

2016年5月、愛知県より日本一周中です(迫真)

沖縄より外地遠征中の16年組日本一周チャリダーのブログです。

オーストラリア半横断開始

ご無沙汰しています。ガワです。


早いもので、アデレードを出発しておよそ半月が経ちました。
現在はと言いますとビクトリア州沿岸部をチンタラ走行中でございます。


この後はグレートオーシャンロードなる
豪州屈指のドライブコースを通るようです。


豪州の観光道路と言ったらまずここが上がる程人気の場所なのですが
実はあまり乗り気ではないと言う(;'∀')


だって車多そうだし…風光明媚なのは良い事なのですが
排ガスを浴びながら走るのはキツイです。
正直雨風を受けるより嫌いです。


これ日本帰った時発狂すんじゃね?と自分でも薄々(;´Д`)


まぁそんな先の話は置いといて…


先日、沿岸編の中間地点といった所の港町
ウーナンブールに到着しました。


アデレードからここまでの田舎港エリアは、本当に魅力的でした。


沿岸部前半戦は、最高(*´Д`)


それでは早速豪州半横断を開始したいと思います!

アデレード出発の朝。
約一ヵ月もの間お世話になったバックパッカーズを後にします。

一ヵ月にもなれば嫌でも仲良しが出来ます。


出発の朝であり、別れの朝でもあります。


コタキナバルやバリの時も含め
外地で会った人達とは恐らくもう二度と会えないでしょう。


そう思うと、なんか中学校の卒業式みたいな雰囲気ある(´・ω・`)

高校は自分も含めて大体携帯電話持ってたから卒業後も連絡取れてまた会えるけども
中学校は殆ど携帯持ってないから、ホント卒業式っきりですから…


携帯が普及する以前の旅人達は毎回こうだったんだろうと思うと
携帯やSNSなどの恩恵を実感します。


あ、そういえばリアのコンテナ君は
役目を終えたと言う事で日本に送り返す事にしました。


本来パッキングの時に役立つと思い積んだコンテナでしたが
実際パッキングの際は役立つどころか荷物にしかなりませんでしたし
荷物検査では本当に面倒な存在でした。


それにもう水や食料を20キロも30キロも積む事は無いだろうなと思い
アデレード滞在中、一足先に日本へ帰られました…

しかし豪州の都市は本当に走り易いですね。


日本や東南アジアの場合、都市脱出は大仕事なんですけど
豪州や台湾の場合下手な田舎道より都市の方が全然走り易いって言う。


いやぁ…台北や高雄の街を走り抜けるのは楽しかったなぁ(*´Д`)
多分アジアの中では唯一の自転車先進国。


豪州もだけど、マジで都市の走り易さ半端ない…


車とか路面電車がひっきりなしに走る摩天楼の間を
堂々と自転車で走れるのが何とも…


まぁでも、都市に入るまでは大変かな。

アデレードも楽々脱出です。

しかし結構登りますねぇ(;´Д`)


街があんなに小さく…
停滞明けでこれはちょっと(;´・ω・)

アデレードから20キロ程。
街を取り囲む山を越えると牧草地に出て
もう既に州都の雰囲気は微塵もありません。

そういえば、SAの沿岸部ではワイン造りが有名なんだっけ。


昔ドイツから宗教の自由を求めて移住してきた人たちが
沿岸の丘陵地帯はワイン造りにピッタリだとかいってブドウ畑を始めて
今ではすっかりSAの名物に。


試飲させてくれるワイナリーも多いのですが、僕にはワインはまだ早かったようです…

丘陵地帯、景色は良いのですが…

ですよねー(;´∀`)
だから停滞明けだって…!

途中の村もグオングオンしてます。

ここはなんだかヨーロピアンな雰囲気。
故郷を想って建てたのかな?

何故…ワイナリーに戦車が…
エミュー戦争でワイナリー防衛に使ったとか…?
いやいや気合入り過ぎだろう( ゚Д゚)

途中に見かけた多分家畜用の石垣。
何が気になったかと言うと
前に隠岐諸島走った時に見た牛用の石垣にそっくりなんですよね。


その隠岐の石垣がどこかから(肝心な所忘れた)伝わった
特別な技法だとかなんとか(うろ覚え)


もしかしたらこの二つの石垣には関係性が…?!
しかしまぁこんな所に案内板もインフォメーションもないので結局謎のまま。

朝はどんより雲でしたが、すっかり良い天気に。
木陰では羊とアルパカがのんびりしてます。
ワシも混ぜてくれ~。

いやぁ、やはり牧草地は晴れ一択。

まるで北海道に来たみたいだぁ…ナイタイかな?
交通量ゼロなあたり最高でんがな…

快走でした(*´Д`)

この納屋の雰囲気なんか惹かれる…

結局今日一日は牧草地とブドウ畑の中をひたすら走りました。

これはパッと見飛行機の部品か何かに見えなくも無いですが
正体は巨大水撒き機。

あの軸を中心に広範囲に水まき出来るらしい…大陸規格や…

どこかヨーロッパ風情を感じるワイナリーを沢山通りました。

ワインの味が分かる舌を持っていれば
じっくり周りながらテイスティングを楽しめたのかも…

大陸半横断初日の目的地、ラングホーンクリークに到着しました。
今日はここの無料キャンプ場にて一泊します。

本当にオーストラリアって無料キャンプ場だらけだな…
縦断でも横断でも毎日のようにフリーキャンプが出来てます(*‘∀‘)


これはうれしい。

終了!
滅茶苦茶明るいですが、これで何と夜の八時前。
PCの時計は未だに日本時間のままで、時差は+2時間です。


いやぁ、日照時間が長いのはチャリダーにとっては良い事しかありませんなぁ。


いや…そうでもないか…
良かった。今アウトバックじゃなくて…

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